西安の蒸気機関車

[Berizym]

8月に西安に行きます。地元の旅行社にツアーを頼みましたら、蒸気があるところに
連れて行くことを確約してくれました。もちろん生きている蒸気です。詳しくは教えて
くれないのですが、コークス工場に蒸気が会ることは間違いないが型式は不明とのこと。
しかしながら、銅川の解放は陥落しているし、前進がいた蒲白以外に聞いたことが無いので
どなたかご存知の方お知らせください。できればちょっとだけでも動いている前進が見たい
ですが･･･

[Berizym]

自己レスですが、西安に行ってきました。耀州銅川の焦化工場に建設５０９８と上游０３６３
（こちらは火を落としたばかり）がいました。
近隣のセメント工場にはなんと前進２６９８が健在でこちらは、工場とヤードの受け渡しに
大活躍でした。この区間はかなり楽しめます。
取り急ぎ写真をアップしますので、詳細はまた報告します。

[Berizym]

焦化工場の建設です

[Berizym]

焦化工場の上游です

[Berizym]

QJ2698が所属しているのは、陝西省秦嶺水泥厰（陝西省銅川市耀州区）
建設、と 上游 が所属しているのは、陝西省焦化厰（陝西省富平県梅家坪鎮）
です。
住所は違いますが、ほぼ同じ地域にあります。
セメント工場と国鉄線の大きなヤードまでは専用線があり、コークス工場もこの専用線
に連結しているようですが、地図には載っていませんので、お知らせすることが困難です。
前進はかなり活発にセメント工場とヤードの専用線を行き来しているようです。
建設が出てくるかどうかは不明です。
建設は後１年は使うようなことを焦化工場の方から聞きました。
どちらも工場内は立ち入り禁止で今回は特別な許可を得て写真撮影しましたが、専用線や
ヤードでしたら外から十分に撮影できるはずです。（両社国営工場のようです）
今回、お世話になったのは西安金橋国際旅行社の倪小軍さんで、日本語が達者です。
（メール：[email protected]）

[Berizym]

sy-countryのDaveさんが私のレポートを綺麗にまとめてくれました。
http://www.sy-country.co.uk/trains/china550.htm

ドイツの愛好家のHabraken氏のHP　http://www.spoorwegnostalgie.be/China/China7/China7.htm
のMeijiapingのレポートがまさに私が訪問した場所です。

しかし不思議なのは、JSが5094番、QJが2694であることです。SYは0603で同じでした。
ひょっとしたら、洛陽の工場に入った年の年号の最後である”８”に書き換えて、JS5098,
QJ2698としているのでしょうか？？？

[Berizym]

昨年8月にお世話になった、中国金橋国際旅行社の倪 さんから連絡ありました。
まだ、建設と前進は健在のようです。
写真のようになかなか良いポジションがあるじゃないと、また行ってみたくなりました。

http://d.hatena.ne.jp/xiaojun/searchdiary?word=%2a%5b%c0%be%b0%c2%be%f8%b5%a4%b5%a1%b4%d8%bc%d6%bb%a3%b1%c6%5d

[Berizym]

西安の旅行会社からまた連絡がありました。
西安市内のコークス工場（どこだか不明）に上游１４７１が現存しているようです。
http://d.hatena.ne.jp/xiaojun/20090304/1236167264
中国の鉄道ファンのBlogにもありました。
http://bbs.hasea.com/thread-313100-1-1.html

まとめとして、西安地区の以下の情報も届いています。（原文のまま）
とにかく稼動している前進は一両のようですが、他にもいろいろ現存してそうです。

1,銅川礦務局地方鉄路 解放１、
やはり、管理が厳しくて、何も答えてくれませんでした、また調べ続きます。
2,蒲白炭鉱鉄道 専用線 蒲城—白水煤矿铁路     前进
全部で4台があり、そのうちの2台は蒲白炭務局の建物の中に置かれて、もう見られなくなりました、残念…。ほかの2台は、露天のままに外に置かれて、まだ見られますが、早く見にこないと、建物の中に入れると、その時に見られなくなると丁部長と程段長（管理者）にいわれました。何れも、前進です、もう火をお落として稼動しなくなりましたそうです。
3,瑶曲煤矿 建设
やはり、そこの管理者の電話番号がまだわからなくて、予めご了承下さい、 また調べ続きます。
4,陈家山煤矿 建设
同上
5,焦坪煤矿 上游
同上
6,梅家坪水泥厂 前进
7,梅家坪焦炭厂 上游
8,坡底村—澄城铁路 前进
全部で前進1台あり、澄城炭務局鉄道運送処に置かれて、もう火を落としたと劉部長（管理者）に言われました。見にいかれるの場合は、そちの許可が必要。
9,王石凹煤矿
まだ、不明
10,华县铁路 建设 上游
建設1台、もう廃車になって、華県肥料厰の建物の中に置かれて、ぼろぼろだだと阮部長（管理者）に言われました、見にいかれるの場合は、工場の許可が必要。
11，戸県余下：SY0806(廃車)、建物の中に置かれて、 SY1141はまだ稼動しています。
12，西安コークス工場：SY1471はもう火を落として、そのままに、工場の隅に置かれています。SY1072はある時、工場と三民村の間を稼動します。
以上です。

[Berizym]

西安の旅行社から連絡がありました。
前進は健在、建設も復活のようです。

写した写真を見せいたします（西安SL 蒸気機関車前進2698の近影2009年12月12日）

http://d.hatena.ne.jp/xiaojun/20091213/1260671430

機関車情報：耀県セメント工場は隣のコークス工場にある建設（今は火を落としています）を購入して、来年の3月から、セメント工場と梅家坪ヤード間を動かすそうです、耀県セメント工場にある前進はそのまま使い続くそうです。

[Borgen]

Berizymさん、今晩は。

情報ありがとうございます。
生き残っているトコロはまだ生き残っているのですね。
来年の2月にいよいよビデオカメラ買うつもりですので、買ったら速攻で西安に行こうかな？

まだ残っていたらの話ですがww。

[yz31]

「地元」西安・西安周辺の話で嬉しい限りです。

華県肥料廠は、私が以前目撃情報から質問をみなさんに申し上げたところですね。廃車ですか…

西余線沿線で稼働・廃車があるとは初めて知りました。田舎の産業路線はやはりなにがあるか分かりません。

梅家坪は路用列車が西安からでているはずでした。いまはどうなっていることでしょうか。
銅川あたりに比較的蒸機が残っているのは、当該地域の景気の悪さが一因かもしれませんね。
ご覧になって分かるとおり、施設の陳腐化・老朽化は極度に進行、生産性は低いです。

それにしても、貴重な情報をありがとうございました。続報を楽しみにしています。

[mugunfwa]

　西安についてはスレッドがあるのでこちらに書き込ませていただきます。

　2月26日（金）郑州から高速動車とバスを乗り継ぎ、昼過ぎに銅川着。さらにタクシーで耀州区へ向かう。運転手が「焦化厂なら（蒸気が）ある」というので、まず焦化厂へ向かいました。工場の外に蒸気の姿はなく、中は入れないとのことですが、運転手が交渉してくれた結果、何とか入場が許され、守衛の人についていくと、片隅にQJ5098が留置されていました。守衛さんいわく「長いこと使ってないよ」とのことで、確かに車輪の踏面は錆びていました。
　次にQJのあるセメント工場へ。ロケハンをしている時、バック運転のQJ2698が牽く貨レが焦化厂方面へ向かいました（15時58分）。その後撮影場所も決まり、返しを待ちましたが来る気配はなく、17時に撤収。ところが、そのわずか13分後に返しの貨レがやって来ました。当然QJは前向きです。しかしもはや現場を離れており、指をくわえて見送るしかありません。「明日もあるから、今日は早めに切り上げよう」と油断したのが仇でした。まだ日も高く、十分撮影可能だったのに、大きな取りこぼしをしたようで、今だに後悔しています。

[mugunfwa]

　続いて27日（土）の動きです。
　
　朝、まず焦化厂へ行き、QJがいないのを確認した後セメント工場へ向かう。思い切って工場の中に入っていくと、こちらで待機中でした。一言断って撮影後、待機していた乗務員に発車予定を尋ねると「10時出庫、11時に戻る」とのことなので待っていると、10時03分にバックでヤードに向かいました。しばらくヤードで入換の模様を撮影、いよいよ焦化厂方面に向かうと思いきや、また待機所に戻ってしまいました（10時21分）。
　次は14時まで出ないとのことなので、きのうタクシーの運転手から「まだ蒸気がある」と聞いていた「銅川市矿务局运销公司」というところへ行ってみました。この手の情報で蒸気がいたためしは今まで一度もないのですが、案の定「とっくになくなった」という返事。それでも、守衛室から他の工場などへ電話してくれましたが、どこも「没有了」でした。
　それではともう一度セメント工場に戻り、14時の出庫を撮ろうと待っていましたが、動きはありません。そろそろZ20次の時間が気になり出した15時36分に煙が上がり、入換開始。入換後やっと焦化厂方面に向かうと思いきや、ヤードを少し出た所で停車し、動く気配がありません。さすがにもう待てず、バックで停止中の貨レを撮って16時に撤収しました。現場を離れ、タクシーに乗り込んだその時、焦化厂方面に向かうのが見えました（16時15分）。
　結果的に、こちらのQJについては、現場到着直前、または離脱直後に貨レが走るというもっとも不運な結果となりました。特に、きのうの前向き貨物撮り逃がしは本当に悔しいです。
　　
　なお、このスレッドでBerizym様が報告されていました建設の売却については特に確認できませんでしたが、もしQJとJSの二台運用になるならもう一度挑戦したいと思いました。
　
　※管理人様へ　今回は、多少（多大？）のグチが入りました。ご容赦下さい（mugunfwa）

[Borgen]

mugunfwaさん、寒い寒い西安遠征お疲れ様です。

この地区に残る蒸気機関車もあと2台ということですね。
最近、深圳でオジサンですけど（あ、私もオジサンの年齢になってしまいました…）、日本で蒸気を追っかけていたという方が表れたので、5月末にでも行きましょうか。

残っていればの話ですが 。

[mugunfwa]

  >隊長様
　郑州～西安の切符は北京西駅で買いました。だめもとで聞いてみたら買えたのでびっくりしました。ちなみに、窓側の指定もできました。

　西安の蒸気ですが、建設はともかく、前進2698は微妙な気がします。何しろ相当な痛み様なので・・・。それと、銅川地区の蒸気の有無ですが、ざっと探しただけなので、実際のところはわかりません。　
　なお、私自身は現役の日本の蒸気は記憶がありません。世代的にはぎりぎりかすっているのですが。