阜新とともに活発な動きを保つ平庄。
2012.11.-4~6 正味2日かけて訪ねてきましたので、長くなりますが
2分割にてレポートいたします。
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目撃カマ/ALL上游で
北向き:1017,1083def付,1085 の3台
・諸兄のレポートを拝見しても、ここのカマはALL南向きだった?らしいが、今回確認した3台はALL北向きだった。
なにか事情で北向きにしたのだろうか。
この状況であれば国鉄接続・送り出し駅である平庄南駅から
北上する空車列車が前向きということになる。勾配も概して北に向かって上り坂が多い。
(以下レポート)・
4日(日)夜20:30瀋陽より4208次にて
雪の平庄着。
実は先ず昼着の阜新を目指していたが生憎の雨天で計画変更、昼ゴロ寝の硬臥を補票した。
うっとうしい雨は、日の暮れた叶柏寿あたりから雪に変わった。
いまグーグルアースで調べると、阜新の
標高が130mに対し平庄は500m程もある。
雪のなか即蒸機の汽笛がブゥォワー,ブゥォワー・・・爆鳴響く。結構近い。なんか出迎えてくれてるようでいい感じである。
タクシーは慎重に低速で走った。この地域、雪は少なく不慣れとの事。
まずは宝山大酒店を訪ねたが268元の部屋しかないとの事でパス、結局站に近い平庄賓館160y(朝食付)に投宿。
ここは砿務局/
煤業集団の経営で、清潔で悪くなかった。トイレと洗面台はTOTOだった。
朝食は内蒙らしくミルクティーも。
ただヤドの周囲は寂しく、最寄の飲食店街まで隣の砿務病院(大きい)の前を数分歩く。
一方站からは近い(徒歩10分弱)のが利点。
例えば、アクセス不詳の
馬林(紅廟)を攻めるにも8時に列車便がある。
・
5日(月) 路面凍結、
路線バスは雪で運休らしい。そもそもルートに停留所標識すら見当たらない。
あった所で「本日運休」なんてキチンと表示もしないだろうが…。
雪の站付近を散歩してから、中国では珍しくチェーン着装のタクシー(15y/雪道料金だろう)で10:30装煤站着。
雪は小降りで、SY1085がスタンバイ中。
10:48、南站方向から爆煙で前向きSY1017+空車が通過。いいぞ!。直後に1085が単機で南站方向へ。
11:30、SY1085なぜか再び単機のまま戻って停車???
動きなさそうなので線路沿いに北へ歩く。じっとしてても寒いしバスも無い。ずっと歩いてみよう。
雪も止んだ。
右カーブした先の水泥厂?わき~古山一井まで、延々送電線が北側に平行している。南側は防風林か。
この先、
古山二井,一井,三井,そして終点六井(六家)の順に煤砿ヤードがある。
12:58、SY1017が逆機単機で南下(二井の手前1kmにて)。
13:12二井手前の踏切が鳴る。SYがバックで・・・が、踏切まで来ず引き返して行った。
ヤードに着くといましたSY1083、目当ての
デフ付き上游でした。ダンプ貨車の入換(卸か)を半時間ほど撮影。
前回は時間なくスタンバイしか撮れなかった
デフ上游、これでリベンジ達成。
当時2台いたうち1台はお釈迦となったようで寂しい。が、ひとまず満足してさらに進む。
14:05、デフ付1083は単機で私を追越して北上して行った。
二井と一井の中間、繁華街宝山路の北の外れという位置の踏切わき(南東側)に
プラットホームがあった。
その他各砿のヤードにもホームが残っており、かつてはここも客運があった模様。
検分してると14:40,今朝最初に爆煙を見せてくれたSY1017+空車が、再び前向きで一井方向へ通過(画像)。
気温も上がり早や道路部分の雪は溶け、ドロドロのぬかるみ状態となっている。
クルマが泥しぶきを上げて通過するので、道路は歩けたもんじゃない。ご存知マナー未発達、弱肉強食、ちょっと違うか…
。
而してタクシーは、市バスがさぼってる此の時とばかり10元~の特別レート。現状、
雪溶けの平庄は歩行者地獄である。
一井15:00着、デフ付1083バックで重車を牽き通過、下り坂らしく煙なし。
昨夜も聞こえた汽笛爆鳴は、殆どの踏切に
遮断竿がないためである。
15:33、三井方からSY1017逆機+重車が通過、早や日も傾きかけタクシー(2kmほどだが10元)で賓館へ。
腹具合が悪く今日はこれまで、休息す。