American Railroads

[緑皮車]

では、鉄道。

VREは、Virginia Railroad Express の略。エクスプレスと言うのは大嘘で、非電化でのろのろ走り、いつも20分ぐらい遅れている。
平日しか運行しない近効列車。バージニア州の北部を走る。本数は朝と夕方に20分おきで、その他は1時間おき。
ぼくが乗ったのは2階建てで、機関車が客車を押して、前の客車に運転席がついてましたね。いわゆるプッシュプル方式。アメリカの列車はこういうのが多い。客車の内装がなんか面白い。こういうのは古い形。

[緑皮車]

次は、アムトラック！には高いから乗らず、MARCという、ワシントン～ボルチモア間を走る列車に乗った。
MARCはVREと違って結構スピードはでていた。こっちもやはり機関車によるプッシュプル方式。乗った列車はダブルデッカーの客車が3両つながっていた（VREは4両）。ディーゼル機関車牽引だが、電気機関車牽引もある。座席は集団背中あわせ式。
途中駅は、まあ、田舎のローカル駅といった感じで、編成が入りきらないｗｗ
乗客は2両目まではそこそこ乗っていたが、3両目は皆無。
すれ違うアムトラックの列車はかなり高速。アセラなんかあっという間。貨物は見当たらなかった。架線柱がかなり錆びついていた。
家が汚くなってきたらボルチモア。ボルチモア・ペン駅は古い駅で、いまだにバタバタやる発車案内が健在だった。発車案内のなかに、Cardinal号（NYからシカゴ）、2時間遅れということが書いてあった。
MARCには１階立てもある。車掌の態度はでかいｗｗ

[緑皮車]

かぶりつきをしていたら、「そこの若いの、何やってんだ！？」と車掌に言われたｗｗ

KABURITSUKIですが

[はいらーある]

レトロフューチャーなスタイルの流線型蒸気とか、ごっついアメロコとか圧倒的な迫力ですね。
こんな奴等の横に並んだらC62もまるで模型のように見えてしまいそう。
プルマンの客車は満鉄客車にそっくりです。
あじあ号といい、客車といい、満鉄はアメリカの影響をモロに受けていたことが丸分かりで面白いです。
当時の満鉄車輌を見たアメリカ人の感想は、ちょうど今われわれが中国国産動車組を見たときの感想と差不多なのかなあ、なんて思ってしまいました。

[緑皮車]

はいらーある様、返信ありがとうございます。
今日は無理ですが、まだまだ画像投稿するつもりで、客車の写真も追加したいと思います。

ボクも、こういうものが今は博物館の世界でしかないというのはもったいないと思いました。
あんなに素晴らしい鉄道王国なのに、昔飛行機と車に負けてしまっていて、いまやアメリカで鉄道は市民から最も縁があさいものとなっております。貨物はお盛んですが、やっぱり旅客もそうであるといいですね。
まあ、原因は線路にカーブが多くてスピードが出ないとか、単線ばっかでよく遅れるとか、広いから都市間交通としては不利になるとかいろいろありますが、やっぱり鉄道会社が旅客部門をあきらめてしまって競争もしなかったような気もして、残念です
時代のスピードについていけなかったとこもあると思いますがね。

やっぱり中国の鉄道が一番素晴らしいです。迫力もアメリカに負けないし、まず鉄道がぜんぜん元気なところがイイ!
中国も将来下手な経営してアメリカの二の次にならないよう願います

[緑皮車]

アメリカで気づいたこと

・デブが多い
・家がでかい
・食べ物の量が多い
・学校がでかい
・レストランはほとんどバイキング
・人々はほとんど車で移動
・ケーブルテレビ加入件数が多い
・物価高い
・信号は電線にぶら下がってる
・巨大なショッピングモールがある
・車の運転が荒い人が多いが、中国のような危険は感じない
・グラスシェイカーもいる
・マックの飲み物のサイズは、普通のサイズが日本のＬサイズ。ほかにキッズサイズとラージサイズがあるが、ラージサイズはまるでバケツ
・近所の人との交流が深い
・雑誌が高い。鉄道雑誌一冊購入したが、70ページしかないのに6.5ドル
・道譲る人とかが多い
・駅員、空港スタッフなどは態度でかい。マックもおなじ
・アメリカ人はだいたいスポーツ観戦が好きだ
・Newsとか新聞では、北朝鮮の記事は皆無。イラク問題がちょこちょこあるが、基本的に国内記事多い
・入れ墨多い
・家庭には2、3台車がある
・マザコン等多い（？）
・すし屋はカリフォルニアロール系が多い
・滞在先では、中国、韓国人が多かったが、民度が低いことは一切なく、日本人と区別つかん
・東洋系の顔してて、生まれはアメリカの人も少なくない

しかしまあ、15歳のでっかい男の子が太平洋のむこうの辺鄙な国から来ても、嫌がらずにずいぶん親切に世話をやいてくれました。いろんなところに連れて行ってもらったりして、大変だったと思います。むこうの人たちには本当に感謝しています。忘れられない思い出となりました。