包頭→神木北、神木→西安に乗ってきました

[流浪]

10/31に包頭から包神鉄路の4695次に乗車し神木北へ行き、神木から4903次で西安へ移動しました。
とりあえず、現地の状況報告です。

包神鉄路
東勝から3つ目の転龍湾近くの工場で蒸気が待機しているのを目撃、西へ向かう貨物線で使用されていると思われる。
巴図塔あたりから神木北までは電化と複線化が完了されているようで韶山８型？が走行している。
包頭、東勝近辺も複線化工事が進められている模様で黄河にも鉄橋の土台が既に設置済み。

神木北→神木の交通手段
駅前に白タクとバスが多数待機しており白タクで移動する。1人10元で4人客が集まると出発。所要時間は約30分。神木北→神木は単線非電化で神木以南も単線非電化だった。

神木→西安
4903次しか列車がない。
1330頃、神木に到着するが既に切符の販売は終了し、駅員に站台票を買って車内で補票するように言われる。
12号車で穂票をして加3に乗車し直すように言われ、加3に乗車する。無座だが何とか座れた。
乗客の質は最低、痰、唾吐きは当たり前。キセル乗車した農民が乗務員たちの説教を受け60元払わされていた。

この経路は包頭で神木→西安の切符を購入しておくのが安全策のようだ。

[yz31]

流浪さま、黄土高原の景色はいかがでしたか？
東勝→神木北は、私は乗車したことがありませんので様子はまったく分かりませんが、どういう車両だったのかなど興味があります。路線南方が複線電化だったのは初めて知りました。今後の大幹線化構想へ向けたものでしょうか。しかし、このあたりの路線は二つの地方鉄路会社、三つの路線が入り交じってつながっているためそれぞれ連携性が無く、列車の運行からなにもかもバラバラという感が否めません。

その表れの一つである神木北と神木ですが、白タクやらバスがあるのですね。所要30分ということで、意外に近いのだなと印象を受けました。しかし、どちらかが延長運転をしないとはやはり商売をする気無しですね。

神木は、以前は毎日2往復列車が発着していたのですが、おそらく採算性が悪く減便されたのでしょう（私が乗車したときは空気輸送でした）。と、思っていたのですが、流浪さまのレポートによりますと混雑していたと言うことで、減便の真意は不明です。
站台票入場で車内補票とは、なかなか柔軟な対応をするものですね。やはり田舎はおおらかかと。
乗客の質は、まぁしょうが有りません。確か非空調でしたよね？私が乗車したときも車内はもの凄い雰囲気でした。

[流浪]

yz31さん、おはようございます。

>黄土高原の景色はいかがでしたか？
小さな砂漠らしいものがあり、砂漠化が進行している雰囲気があります。

>確か非空調でしたよね？私が乗車したときも車内はもの凄い雰囲気でした。
非空調だと思っていたら空調車両に変更されていました。
自分は2階建て車両に乗車です。
空調車両でも人民どもの質が最低なので車両は既にボロボロです。

あと追加情報で2点
神木にはダフ屋が数人おり西安行きの切符を売っています。
包頭→神木北は硬座の切符は全区間乗車でも無座切符で座席指定無しです。

[yz31]

以前も述べたことがあるのですが、
このあたりはもともと空調の要る地方ではなく、さらに周辺は最貧地区の一つで空調車は贅沢すぎます。
ということは、この空調車置き換えは農民層のカットによる混雑緩和・需給調整を狙っているとしか思えません。
ところで、以前楡林ー神木が2往復走っていたときは、空調1往復、非空調1往復でした。もちろん、このうちで採算性がよいのは2倍の運賃が取れてしまう空調車の方です。非空調車を廃止することで沿線住民を無視して採算性に走っていると思うのは私だけでしょうか。

沿線は、地図を見たところ楡林以北でかなり砂漠化しているようですね。私も来年夏に乗れるかも知れませんのでその時に見たいところです。
あと、遅々として進まない西安－包頭鉄道はどうなるのでしょうか。線路は出来ているのに勿体ないし、今後が注目です。