わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 春節旅行記・芭石鉄道、沙湾ナロー  (参照数 918 回)
ito
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« 返信 #15 投稿日: 2月 23, 2007, 09:55:50 午後 »

 はいらーある様、気合の入ったレポート興味深く拝見させていただきました、ありがとうございます。

 この臨棚が外国人専用車ですか、消火器付きで安全に配慮されており良いですね。
あと、真ん中にある手すりにユニフォームが掛かっていたら学生時代の運動系クラブの部室みたいです、汗臭?w。



 チャーリー 様

>儲かった→欲が出た→新型客車導入・駅改装
>なんて勘違いおこさないことを祈ってます。

 私も同感です、でも15元もするなら記念キーホルダーぐらいは欲しい所ですがムリかな。
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« 返信 #16 投稿日: 2月 23, 2007, 11:13:21 午後 »

汽笛一声石渓を、はや我が汽車は離れたり
ということで石渓を出発。次の躍進橋でまたもや観光客が大挙して乗り込みますが、今回は工作車に乗車しているので楽チン。煙草を吸いながらのんびり車窓を眺めることができます。
乗警は同乗の中国人観光客相手に、車窓を右に左に指差しながら何やら説明しています。雑談の延長のようなものなのでしょうが、時折乗客から笑いが漏れているところからするとなかなかの名ガイドぶりを発揮している模様。乗警に至るまで乗っていただく乗客にはサービスすべし、楽しんでもらうべし、という思想が息づいているようで、本気で観光鉄道に生き残りをかける芭石鉄道の意気込みが伝わってくるようで頼もしい限り。

蜜蜂岩で列車はスイッチバック。機関車を反対側につけかえます。
石渓出発時にはテンダー側を前にしての走行でしたが、ここでちゃーんと機関車が先頭を向いてくれます。ということで客車から降りて観光客にまじりつつ一枚ゲット。
この蜜蜂岩の駅前には、トラベラーズホステル&レストランという看板のついた真新しい建物も立っていました。設備などは田舎にあるゆえ期待できそうもないですが、泊まりがけで芭石を追う撮り鉄派は、ここに泊まって一番列車から追いかけるというのもありかもしれません。

蜜蜂岩を過ぎて小さなトンネルを抜けると両脇に迫っていた山が開け、目の前に雄大なパノラマが開けます。
満開の菜の花、白い梨の花。水をたたえた田植え前の段々畑。華北の土色の冬景色を見慣れた目には見違えるような、色彩に溢れた世界です。
そんな中をピョーと甲高い汽笛を響かせながら、小さな蒸気機関車がごとごとすすんでいくのです。まるで桃源郷に向かって走る列車のよう。
ちょうど同じ頃会社の同僚が偶然にも楽山大仏見学に来ており、見学には三時間待ちだという嘆きのメールが入ってきました。本来観光に勝ち負けなんてないですが、でも私は勝った!と思ってしまいます。
あえて言いってしまいます。
デカイだけがとりえのセンスのかけらもない醜悪な機動戦士を見るよりも芭石鉄道に乗ったほうがよっぽど楽しめます。
まるで鉄には縁がない若い女の子までこの鉄道を訪れるのは、やはりそれだけの理由があるからなのでしょう。
「ここで線路が大きく曲がるよ。はい、写真とってとって」
乗警さんが教えてくれたのは菜子覇手前の大きいカーブ。ここなら、外からでもきれいな編成写真が取れそうです。
カーブを抜けてすぐ列車はまるで黄色の絨毯を引いたような菜の花畑の上にある菜子覇に到着。折り返し列車に乗って、このあたりで撮り鉄しようと決めました。


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« 返信 #17 投稿日: 2月 23, 2007, 11:38:21 午後 »

焦覇では列車交換。駅前にはトイレがあり、ここでトイレ休憩も兼ねた小休止となり対向列車を待ちます。
芭石鉄道は本来は全線一閉塞で運転しているようですが、多客時に増車され二列車運行になる場合にはここで列車交換するそうです。
その都合で、増発臨時列車は定期列車の必ず30分前の運行になるのだとか。
しかし私にはトイレなどに行っている暇はないのです。ここでは同じ工作車に乗車していた中国人観光客とともに駅を縦横無人に駆け回り、対向列車や乗車列車の撮影をしまくります。
鉄道マニアはひとたび列車に乗れば何かと忙しいのです ニヤリ

で、なんやかやで一時間ちょっとで芭溝に到着しましたよ。
列車はこの先2kmほどのところにある黄村井というところまで行くのですが、私は妻に時刻表を見せつつ帰りの列車の説明をせねばならないので名残惜しいですがここで下車。
芭溝は歴史ある村らしく古い町並みが残っているそうで、妻と子とは村の見学に向かうこととてひとまずここでお別れ。
私は黄村井からやってきた折り返し列車に再びのり、往路にあたりをつけた菜子覇で下車します。運賃はまた15元取られるのかなと思ったのですが、外人料金も距離に応じて異なるようで、芭溝から菜子覇までは6元でした。


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« 返信 #18 投稿日: 2月 23, 2007, 11:52:43 午後 »

さてお楽しみの撮り鉄です。
まずは一本目。下車した列車を先回りして、菜子覇カーブで待ち構えて一枚。後追いですがまあ仕方ないでしょう。
ここは見晴らしがよい場所で遠ざかる列車をさらに俯瞰で撮影。
続いて石渓方面からやってくる列車(機関車が先頭を向いているのは、こちらから来る列車)を狙うべく、線路上を蜜蜂岩方面に移動します。

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« 返信 #19 投稿日: 2月 24, 2007, 12:07:46 午前 »

2本目は菜子覇から蜜蜂岩方向に2kmほど歩いたところにあるトンネル前。
3本目は再び大カーブに戻って撮影。
4本目は菜の花との絡みが欲しいなあと思い、今度は逆方向に歩いてそれらしいポイントを探しましたが、これは肝心の汽車が目立たず失敗しました。

それにしても谷間にそって続く路線のせいか汽笛がずーっと遠くのほうから響いてくるのには驚かされます。
汽笛が聞こえたからすぐ来るかと思いきや、なかなか来なくてイライラするし、目の前を通過した列車の汽笛は通過の20分後くらいまで平気で聞こえてくるのです。

撮り鉄に満足したところで、5本目の列車の工作車に乗車。妻子との合流を果たします。

その後、石渓→建為→楽山と移動。
この日は楽山泊となりました。


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« 返信 #20 投稿日: 2月 24, 2007, 01:11:06 午前 »

さて、いよいよ最終日。
この日は妻は羅城という古鎮に行き、私と息子は楽山郊外の沙湾区にある電化ナロー線を訪れることにしました。

中国ではよくありがちなことですが楽山には中心站と聨運站という二つのバスターミナルがあり、行き先によって出発ターミナルが分かれているので要注意です。
例えば楽山から芭石鉄道のある建為への便や、今日妻が行くことになる羅城への便は聨運站からしかでていません。逆に成都石羊場バスターミナル発の高速バスは中心站に到着することが多いようです。では、沙湾はといいますと、どちらのバスターミナルからも10分おきくらいに頻発していますので、出発はお好みのターミナルからということになります。ちなみに私は中心站から行きました。
沙湾へは約45分の道のり、料金は8元。沙湾バスターミナル前を通る市内バスの2路に乗り換え、終点の「沫電公司」(名前あやふや)で下車。下車後、庶民的な店構えの商店が軒を並べる坂道を登っていくと、唐突に(本当に唐突に)古ぼけたアパートの谷間に、道床もなく枕木すら土に埋もれかけた細くて頼りないレールが現れます。ここが沙湾ナローの起点駅「草覇站」です。

列車は出発してしまった後なのか、構内はガランとしています。
構内の片隅に、やたらカラフルな迷彩色を身にまとった機関車や家畜車のような客車が留置されていました。


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« 返信 #21 投稿日: 2月 24, 2007, 01:47:27 午前 »

現在10時40分。事前にネットで調べていた情報だと列車はお昼までないようです。
このままここで無為に待っているのもしゃくなので、路線散策に出かけることにします。
この電化ナロー。路線は向陽線と老鉱線の2路線あり、老鉱線のほうは全長3kmと歩きとおすのに手ごろな距離です。うまく行けば折り返し列車に乗れるかもしれませんし。
線路は、沿線住民の道路も兼ねているようで、皆平気で歩いています。
草覇駅を出てすぐ、線路は大きく右にカーブしてトンネルの中へ。ここも線路脇に歩行者用のスペースが確保されており皆平気で歩いています。が、意外に長いトンネルでかつ照明は心細い電灯がぽつぽつ思い出したようについているだけなので、足元は真っ暗でかなり怖いです。
トンネルを出たところが隧道口というそのまんまの駅名になっています。ここで路線が、向陽線と老鉱線の二股に分かれます。
バイクタクシーはトンネル内に入ることができないので、このトンネル出口にたむろっていてトンネルを出てくる人に口々に声をかけています。
ここからバイクタクシーを使って一気に終点の老鉱に行ってもらうことにしました。

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« 返信 #22 投稿日: 2月 24, 2007, 01:58:47 午前 »

さて、到着した老鉱駅。
草木が生え放題で、まるで廃線跡を思わせる雰囲気。本当に列車がここに来るのか不安になってしまいます。
が、ホームの手前まで歩くと比較的まともな状態の機まわし線があらわれ一安心です。

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« 返信 #23 投稿日: 2月 24, 2007, 02:07:21 午前 »

では、老鉱線沿線風景の紹介にうつりましょう。
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« 返信 #24 投稿日: 2月 24, 2007, 02:17:39 午前 »

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« 返信 #25 投稿日: 2月 24, 2007, 02:22:05 午前 »

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« 返信 #26 投稿日: 2月 24, 2007, 02:30:01 午前 »

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« 返信 #27 投稿日: 2月 24, 2007, 02:38:26 午前 »

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« 返信 #28 投稿日: 2月 24, 2007, 03:55:42 午前 »

老鉱線沿線散歩から戻ると、折りよく12時10分発の老鉱行きがホームに入線して出発を待っているところでした。
先ほど見かけた人っ子一人いない鉱山の状態から、ひょっとしたら旅客列車も春節期間は全列車停運なのではないかと思っていただけにほっと胸を撫で下ろします。
老鉱線は今しがた自分の足で全線制覇したばかりなのでどうせなら向陽線のほうに乗りたかったのですが、時間も限られていることとてこの際贅沢は言っていられません。
早速この列車に乗り込むことにします。
しかし、機関車の後ろについた客車。これを果たして客車と呼んでいいものやら。まるで檻に台車をつけたようなこの客車、どこかの収容所へ行く囚人輸送列車のようではないですか ニヤリ
さて、出発進行。
この客車、3両で1ユニットになっていてユニット間は貫通路で結ばれています。今回の列車は2ユニットをつないだ6両編成。車掌さんは、それぞれのユニットに一人乗り込みますので都合二人乗務。切符は車掌さんから買う田舎列車では当たり前のシステムで、料金は一回一元になっています。
乗客は芭石とはうってかわってもう100%地元民ばかり。当たり前ですが観光客は皆無。
こんな列車に喜んで乗るのは鉄ヲタくらいのものでしょう。


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« 返信 #29 投稿日: 2月 24, 2007, 04:07:47 午前 »

列車jは勝手知ったる道を再度なぞりながらすすみます。
まずは先ほど一往復したトンネルへ。架線のスパークで一瞬青白くトンネルが光るのがかっこいいです。
炭鉱を通り、併用軌道を進み、民家の間をすり抜けて老鉱駅に到着します。
自転車でも余裕で追い抜けそうな速度でしか走りませんが、それでも全線で15分かからないくらいでしょうか。
終点、老鉱に到着直前、なぜかいったん停車。ここで何人かの乗客が飛び降りて町へと消えていきます。
私もここで降りて先回りし、ホームに到着する列車の走行写真を一枚。

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