２５Ｚ型（1993年～）

[Borgen]

25Z型
●車両の特徴
1993年に広州地区と上海地区に新しく登場した最高速度160km/hで運行される準高速という車種に充当された系列で、形式名25ZのZは準高速（ZhunGaoSu）の頭文字から採られています。
従来型の25系に比べ最高速度が40km/h引き上げられたため、ブレーキ装置、台車などが高速運転に対応したものに変更されました。
比較的短距離を結ぶ城際特速用として開発されたため、この系列には寝台車がなく、このため天井を高くする必要がなく、他の25系に比べて浅めの屋根が外観上の特色になっています。また、96年に製造された二次車は車体下部をすっぽり覆ったボディマウント構造になりました。
座席車は、軟座のみ。そして系列ではじめて1等軟座、2等軟座と軟座車両が二等級に分かれ、その反面硬座車両は製造されず、都市部の経済発展を伺わせる車種構成になっています。
現在では車両の製造はすでに打ち切られ、上海地区ではすでに引退し、他地域でも今ダイヤ改正後に本格的に登場するCRHにほとんどが置き換えられることが予想されるため、早めに記録しておきたい形式です。
●定期使用地区
大連-瀋陽北（25Kとの混成）
北京-石家庄（一部列車）
北京-天津（一部列車）
武漢-長沙
広州-深圳-九龍（一部列車）

[はいらーある]

●車両データ
◆一等軟座車RZ1 25Z
車体長25500mm
自重42.6t
定員76名
25Zの一等軟座は二人がけのロマンスシートです。

◆一等軟座車RZ1 25Z
広州地区の25Zは25Kに似た塗装になっています。

◆二等軟座車RZ2 25Z
車体長25500mm
自重42.6t
定員88名
25Zの二等軟座は四人向かい合わせの固定式です。

◆双層一等軟座車SRZ1 25Z
車体長25500mm
自重53t
定員92名

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[はいらーある]

◆双層二等軟座車SRZ2 25Z
車体長25500mm
自重52.7t
定員120名

◆一等軟座行李合造車RZX 25Z
車体長25500mm
自重42.3t
定員56名
荷物車36.8㎥
中国では珍しい合造車です。広州-九龍間で運用されています。

◆餐車CA25Z
車体長25500mm
自重42.6t
定員32名+バーカウンター4名
運行区間の短い25Zでは食堂車は少数派ですが、広州-九龍間の特快には連結されています。

◆空調電源車KD25Z
車体長22000mm
自重53.5t

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[はいらーある]

◆双層一等軟座行李合造車SRZXL1 25Z
車体長25500mm
自重?
定員?


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