１８型（現存車1990年～）

[Borgen]

18系客車
●車両の特徴
主に北京からロシア・モンゴル方面への国際列車に使用される系列です。
18系客車にはドイツのDWA社製と中国製があり、車両外観はDWA社製車両は24系客車、中国製は25系客車に似ていますが、超長距離運用につく都合から、客車全て寝台車で座席車は存在しません。また、硬臥車は居住性を考慮して通常の硬臥のような三段ベットの開放式寝台ではなく軟臥車なみの二段ベットのコンパートメントとなっているのが大きな特徴になっています。
このほか外観上の特徴としては、運用の都合でロシア車などの外国車両と連結する必要があることから、連結面にヨーロッパの車両のようなバッファーを備えていることがあげられます。
18系は基本的には非空調車ですが、最近は国内用に集中電源式の空調車に改造された車両も登場しており、多客時の波動輸送用にも充当されているようです。

●定期使用列車
K3/4次 北京-モスクワ
K23/24次 北京-ウランバートル
K19/20次 北京-満洲里（国際列車モスクワ行きに併結）
K27/28次 北京-ピョンヤン（北朝鮮客車と交替で使用）
N955/956次 ウルムチ-アルマトイ

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[はいらーある]

●車両データ
◆軟臥車RW18
ドイツDWA社製
車体長23950mm
自重48.3t
定員32名（4室コンパートメント×8）

◆硬臥車YW18
ドイツDWA社製
車体長23950mm
自重48.5t
定員36名（4室コンパートメント×9）

◆餐車CA18
中国南車製
車体長25500mm
自重56.8t
定員40名
この車両のみ冷房付き。

◆行李車XL18
中国南車製
車体長23600mm
自重48.4t
大きな開口部を持つ荷物扉が特徴。

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[はいらーある]

◆行李車XL18A
中国南車製
車体長23600mm
自重52.6t
18A系は国内団体旅行用に開発された系列で、基本的には国内のみで使用。


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[Pアノンゴ]

ウランバートル経由の北京～モスクワ、北京～ウランバートルで使用されています
18系・19系客車ですが、最近になって明るめの緑に黄帯に塗装更新されたのが
多く見られるようになりました。
解りやすく言えば東風４かぼちゃカラーです。

かなりライトなカラーで、ちょっと国際列車の重みが欠けてしまった感じです。
ちなにみ今までは
渋めの緑にクリーム帯（普通の緑皮車？）、
濃緑に黄帯（チベット行き客車と同じ）
が混在し2色の割合はほぼ5対5でした。
現在、濃緑に黄帯はほとんど見られなくなっています。