わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 19型(現存車1990年~)  (参照数 1789 回)
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Borgen
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« 投稿日: 3月 29, 2007, 01:50:39 午前 »

19型
 19型は中国国鉄で最もグレードの高い2名1室の高級軟臥車に充当される系列です。つまり高級軟臥車=19型であり、他の系列のように車両構造によって形式を区分しているわけではないため、19型には高級軟臥車しか存在しません。また18型相当の車体を持つ車両から、新形の25K、25T型相当の車体を持つ車両まで、様々な形態の車両が存在しています。
 もともと共産党の高級幹部専用の公務車として発展してきた系列で、以前は定期列車ではモスクワや平壌へ向かう国際列車にしか連結されていませんでしたが、最近は所得の向上もあってか途中停車駅なしのノンストップ直達特別や、一部の特快列車を中心に連結される列車も増えてきているようです。

●車両の特徴
◆19型・19A型
 18型とともに編成を組み、主に国際列車に使用される車両です。19型はドイツDWA製、19A型は中国南車製となっており、それぞれ18・18A型と同等の車体を持っています。2名1室が8部屋あり定員は16名。隣り合わせの二部屋づつで共同に使用するトイレと洗面台を備えています。
●運用区間
K3/4次 北京-モスクワ
K23/24次 北京-ウランバートル

◆19K型
 主に25K型と編成を組んで使用される高級軟臥車で、車体構造、性能は25Kと同等です。客車の両端が通常の四人部屋の軟臥。軟臥に挟まれるように配置された中間の6室が2名1室の高級軟臥となっていて定員は20名。高級軟臥には部屋毎に独立した洗面所とトイレが備わっています。
●運用区間

あなたはだんだん書きたくなーる
コッチヲミロォ~
http://railway.org.cn/service/service03.html

◆19T型
 25T型と編成を組んで直達特快で使用される高級軟臥車で、車体構造、性能は25Tと同等です。車内には2名1室の高級軟臥が8室あり定員は16名。部屋毎に独立した洗面所とトイレが備わっています。現在中国で一般に乗車できる車両では最も豪華な車内設備を誇る車両です。
●運用区間

あなたはだんだん書きたくなーる
だが、断るッ!

しかし問題なのは、外見は豪華。中身はお粗末というシロモノが増えてきていることは否めない。
特に個室トイレの立て付けの悪さは最悪。夜中、何度もドアを閉めたことがある。
またそのトイレも、水を流す際の反応が遅く、一瞬壊れたのか?と焦る時もあった。
こっちは高い金払って乗車しているんだから、Cクラス車両を持ってきて欲しくない。 怒り
« 最終編集: 4月 10, 2007, 11:11:23 午前 by はいらーある » IP記録

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« 返信 #1 投稿日: 4月 05, 2007, 11:40:14 午後 »

●車両データ
◆高級軟臥車RW19
車体長23950mm
自重49.5t
定員16名(2名コンパートメント×8室)

◆高級軟臥車RW19K(初期型)
車体長25500mm
自重48.3t
定員16名(2名コンパートメント×8室,共同シャワー室つき)
(画像なし)

◆高級軟臥・軟臥合造車RW19K
車体長25500mm
自重49.3t
定員20名(2名コンパートメント×6室,4名コンパートメント×2室)

◆高級軟臥車RW19T
車体長25500mm
自重54.1t
定員16名(2名コンパートメント×8室)

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« 最終編集: 4月 09, 2007, 02:21:21 午後 by はいらーある » IP記録
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« 返信 #2 投稿日: 4月 06, 2007, 11:09:09 午後 »

RW19Kは1997年の北京・上海~香港行きの列車で初めて登場した高包で、軟臥の上段を取っ払い、1部屋分をシャワー室に改良した、いわば従来の軟臥とは違うタイプだった。どちらかというと、ロシアのMECT18っぽい。ただその後、量産されていないところを見ると、評判が芳しくなかったのかもしれない。理由?シャワーを浴びる乗客層が2003年11月から代わったからw。もっとも、同年同月以降、途中乗車をなくし、利用者を激減させた香港行きを管轄している鉄路局も悪いんだけど。

その次に登場した第二期のRW19Kは2001年の第4次ダイヤ改正時、北京~上海間のT13/14次、T21/22次で登場した。こちらは、国際列車の初代RW19の流れを汲んでおり、個室ごとに2段ベッドにソファー、洗面台、さらにトイレまで付いている。
北京と上海の特快を代表として、当時流行った言葉は、”夕発朝着”。飛行機に負けじと鉄道部がダイヤ改正を毎年行った結果、1500キロ以内なら、10時間ちょいで目的地まで到達できるようになった。高包はそんな花形特快のひとつの目玉車両として、華を添える形になった。
私が留学中使用したテキストにすら(RW19K)高包が紹介されていたのだから、初のファースト寝台は中国にとってセンセーショナルな出来事だったのだろう。

2003年の春、19Kを採用する北京発着を中心とした花形特快が次々と登場した。
T1/2次:北京~長沙、T17/8次:北京~ハルピン、T31/2次:北京~杭州、T35/6次:北京~済南、T37/8次:北京西~武昌、T41/2次:北京西~西安、T59/60次:北京~長春、T63/4次:北京~合肥、T65/6次:北京~南京西、T75/6次:北京西~蘭州、T87/8次:北京西~貴陽など…。当時の鉄道記事には”飛行機より高い豪華な寝台”としてもてはやされる記事をいくつもみた。高度経済成長真っ最中の中国人にとって、高包に乗って北京に行くことはひとつのステータスであったのかもしれない。

しかし、第5次ダイヤ改正でその勢いもかげりが見えはじめる。オール寝台・Z列車の登場でやや古く、しかも同じ区間のZ列車と被る一部の特快は軟臥・高包の取っ払いを余儀なくされ、硬の付く車両編成まで落ちぶれた特快もあった。料金が高いため、他の軟臥よりも席が埋まりにくい高包は列車乗務員にとって、補票しづらい車両でもあった。
また後続車両の19Tが登場すると、19Kの生産はストップ。新鮮さは失われ、あとは直しながらだましだまし使っていくしか方法はない。がさつな中国の管理方式では、新車とはいえ10年持たない。そのため、19kを取り巻く環境は厳しいとしか言いようがない。
わざわざ19Kを2両も連結している太っ腹なT35/6次も今度のダイヤ改正で姿を消してしまう。大連~ハルピン、上海~西安間の特快の高包は加1扱いで、イレギュラーな存在だ。

今後は地方でT特快が増えるだろうが、19Kを採用する鉄道局はほぼ皆無といってもいいだろう。
しかし、19Kの存在が中国鉄道の高級イメージアップに繋がったことは事実だろう。
せめて、観光地に行く列車に採用され、末永く大切に扱って欲しいものだ。
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« 返信 #3 投稿日: 5月 28, 2007, 09:42:38 午後 »

もう10年選手だけど、まだまだ現役、RW19K~香港行き専用。

登場は1997年香港返還直前前の5月。採用列車は北京西・上海発:T97/8次及びT99/100(K99/100次)。
当時は、シャワー室のある客車として話題を呼んだ。

客室は8つ、そしてシャワー室が1つの合計9部屋の16人乗車。遠くから見ると、外見はRW25Kとさほど変わらない。基本は25Kだが、車内は専用設計だ。
部屋のつくりだが、基本は木目調と金メッキ。この2種類の材質を用いた室内は豪華という雰囲気を醸し出している。ただ、壁は木目シール(パネル)、金具やフックは金メッキという表現手法は、なんかちぐはぐした印象を残している。落ち着いたというより、どこかけばけばしさが見られる。
ベッドは上段を取り外し、下段に2つのみ。どちらかというと、専用のベッドを造り、埋め込んだ感じだ。上段の空間には大きな鏡が双方に掛けてある。残念がらテーブル下に電源はない。

さて、シャワー室だが、タオルとかは用意されておらず、あくまでも自前で使用という感じ。入って洗面台があり、そして奥にシャワー室がある。そういやT97次の従業員が使っていたっけw。ただし水圧は水道に毛が生えた程度なので、さっと入り、さっと出る感じ。
01年:T97次に乗った時は、まだ使われていたが、04年の8月にK100次に乗ったらお土産室に変わっており、06年の9月27日・T98次に乗ったら復活していて、そして07年5月25日に乗車した、T100次広州東発上海行きの列車では閉まっていた。
当時は欧米人専用車両だったため、わざわざつけたみたいだが、03年の始発~終点以外は客運扱いなしというダイヤに変わってから、フロの入る習慣の少ない人種が増えたため、またメンテ不足のめんもあり、使用不可能になった感じがある。
ただし、中国でシャワー室のある車両は、香港行きのRW19Kしかないので、高級軟臥に乗る機会があるなら、是非利用してみてはいかがだろうか?

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« 最終編集: 5月 28, 2007, 11:49:58 午後 by Borgen » IP記録

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