わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 東北遠征始末記  (参照数 682 回)
Borgen
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« 返信 #15 投稿日: 5月 23, 2007, 05:56:39 午後 »

くろ~い~鉄の罐がにあ~う~
 
 ここで十分SYを堪能したあとは、線路を歩き、北場まで行く。途中お葬式のやっている家の前を通過したが、日本とは違い、派手な音楽で霊魂を送っている感じだ。北場でもやはりSYが1台止まっている。おそるおそる、そのまま奥に進入。こっちでもSYや貨車を点検していた。東四十条さんが、今日の運行状況を聞いたところ、北場では停運だそうだ。???…よくわからないまま、場所を変える。
 h副総裁が西の河にかかる橋まで行ってみようという。バスに乗って終点まで行くが、途中枕木交換の線路工事らしきを見た。バスの終点から、歩いて10分。橋が架かっていて、その先には国鉄線鶏西西駅につながっている。しかし待てど暮らせど、蒸気は来ず、「こりゃあ本当に運休かもしれないなぁ」とあきらめ、一度市内に引き返す。
« 最終編集: 5月 23, 2007, 08:55:40 午後 by Borgen » IP記録

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« 返信 #16 投稿日: 5月 23, 2007, 05:59:01 午後 »

ホテルをチェックアウトして、有名な?冷面屋で激辛冷面を2杯平らげ、もう1箇所SYが走っている南方向の「恒山」というところに目標を絞る(さらにもう1箇所あるらしいが、場所は覚えておらず)。メーターのないタクシーで20元。広東●莞の畜シー(CHXI)とちがって、こっちは色々親切だ。多分15分ほど揺られた。
そして線路を3箇所ほど横断して、撮り鉄ポイントにたどり着く。ここは、炭鉱があり、SYは、スイッチバックを繰り返しながら登っていく。出たところは丁度、緩やかな坂が真っ直ぐに伸びているので、撮り鉄としては最高の環境。
見晴らしのいい場所についた途端、青空一面に響き渡る汽笛の音。
「SYさんかい? 早い、早いよ」
とあわてて三者三様カメラを調節して構える。汽笛の音は大きいが、ここは上り坂なのでSYが登ってくる速度も遅い。煙の出具合から、はじめは推進で押して登ってきているのかなと思ったが、予想に反して、プッシュプルの運行。

鉄引力キタ―――(゜∀゜)―――!!

ともう激パシャ。しかも坂をのぼりきったら、またスイッチバックで推進運転するではないかするではないか。地元に居ればこの状況は毎日見れるが、ここに住んでいなければ、確実に見れない貴重な走行シーン。いやあ、ここまで北甲斐があったというもの。これだけで大満足です。山に向かっていく力強い蒸気のこだまを聞きながら、坂を下り、また1台単機回送で登ってくるSYを迎撃したあとは踏み切りまで戻る。と次に別の工場からしかもここ絶対通過しないだろうと踏んでいたところからもSYが来た。なんかもうSY祭りでした。5月5日はこどもの日だけど、成長しないわれら3人は子供の精神のまま激撮影を繰り返したのでしたw。

時間がそろそろ押してきているので、市内まで戻る。またh副総裁が「ココナッツ食べたい」と抜かし、ケンタッキーに逝った後、ホテルで荷物を受取り、鶏西駅に行った。
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« 返信 #17 投稿日: 6月 04, 2007, 04:20:31 午後 »

 この日にハルピンに戻るわけだが、如何せん切符が買えない状況は正直辛かった。私としては出きるだけ寝たい状況を作りたかったのだが、h副総裁曰く、「例え私ひとりでも無座区間は乗り潰す」とキザな事を逝っているし、東十四条さんも「オッスおら御供、今夜はツレえな~なんかオラわくわくしてきたぞ」と空元気状態だ。
 ちなみに乗る列車だが、N56次:鶏西~チチハル行きの快速だが、深夜2時にハルピン下車する、朝6時にチチハルに到着ことになる。切符購入後、このままチチハルまで買って置けばよかったと後悔するも後の祭り。手にした切符は軟臥だが、
軟座快慢臥ってなんだよ、この正反対の文字を繋げた列車は??

 16:28の発車に備え、鶏西駅に行き、軟臥切符を持っている私は軟席候車室に向かい、すぐさま改札の案内が表示される。列車は東北ではまだまだ現役な緑皮車。緑皮車の生息は北京と上海はほとんど行き絶え絶え、広州でもまああるかなレベルだが、地方に行けばまだまだ主役だ。

 h副総裁と先頭車両のDF4Dを撮影したあとは、各自それぞれの客車に乗る。列車が発車したあと、しばらくして、硬臥に遊びに行き、東四十条さんはもうビールを飲んでいて結構酔っていたが、h副総裁と雑談し、食堂車に向かう。食堂車では、なぜか従業員の食事(2回交代)を用意しており、頼んだメニューは従業員のものと同じ。あまりおいしくなかった。こんな不味い飯を毎日食わされているのかと思うと、威張れるけどなりたいもんじゃないなと思う。
 そういやこの列車ハルピンまで500キロを9時間以上かけて走るから、恐ろしく遅いのだが、途中の信号でよく停車する。ある場所なんか斜め10度ぐらいに傾いて停車し、ちょっと怖かったこともあった。

 牡丹江を過ぎる頃はもう8時過ぎていたが、夜中に叩き起こされるのでもう寝た。そして夜中1時過ぎた頃ドアをノックする音が聞こえたが、結局睡魔に負けてしまい、“はっ”と起きたのがなんと2時直前。おいおい誰も起こしにこないんかい! とおもっても、うる覚えのノック音がそうかも知れないが、ともかく降りる準備を。
 列車は2時過ぎにハルピンに到着。眠そうになりながら体を動かし、何とか駅の外に。泊まろうとしていたホテルはすでに予約いっぱいで不可能なため、新しく見つける必要があり、駅前のホテルに決めた。深夜着だから割引もしてくれて、さあこれで寝れると思ったら寝付けず、朝3時窓の外を見ると、もう明るくなりつつある。結局この日の睡眠時間は3時間未満だった…。
« 最終編集: 6月 04, 2007, 04:47:31 午後 by Borgen » IP記録

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« 返信 #18 投稿日: 7月 23, 2007, 12:07:08 午前 »

 夜中の2時にハルピンに着いて、ホテルに転がり込んだが、思いのほか寝つけが悪く、しかも3時半ごろには空が薄明るくなっているので、正直寝た感覚がほとんどない。だから朝10時の集合には正直きつかった。午前中は、ハルピン児童公園を回り、お昼はロシア料理店でまったりとし、午後北京行きのCRH5で北京に戻る予定だ。
ハルピン児童公園までタクシーで行くのだが、先に道路の真ん中に停まっている市電を見に行った。赤色に塗られ、きれいに装飾を施された、今はもう動かないこの市電は黒龍号とヘッドマークがサイドに掲げられていた。そして、歩いて2分でハルピン児童公園に着く。
この児童公園は一見フツーの公園だが、ハルピン鉄路局が管轄しているだけあって、鉄には? 力を入れている。それは、園内を走る列車がおそろしく凝っているため。北京駅を縮小した駅舎、蒸気に扮したディーゼルが1+3の軟座客車を牽引する。また乗務員は時間帯にもよるが、チビッ子駅員が切符改札や指差し確認と本物志向さながらの運営だ。
列車は約20分くらいかけて園内を1週するが、途中改装中のハルピン駅を見た。そういえば、この列車のサボは北京~ハルピンだから、さしずめ、同区間を走るT17/8次(あっ、でも全車両寝台化したような気が…)をイメージしてもらえればいい。
 その後、列車を降りた、我々は桃の花真っ盛りの園内を歩き、撮り鉄できるエリアに移動。そのまま待機をした。そういえば、今は使われていないが、小田急ロマンスカーみたいな車両も線路上に放置されていた。列車は自動車と変わらないクラクションを鳴らしながら迫ってくる。一同キターーーー! とばかり激パ。大の大人3人がここまで熱中して撮影している光景は、家族連れの中国人から見れば、100%理解不能な行動に思われたのはいうまでもありませんが何か?
 副総裁が子供とカートを楽しんでいる間、もう一度別角度から撮影しようと思ったが、次は来なかったのが悔やまれる。ええ…すごく好きなんです…撮り鉄w。
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« 返信 #19 投稿日: 7月 23, 2007, 12:08:59 午前 »

お昼は中央大街そばのロシアメニューを堪能。そしてロシア喫茶店に行った後は、いよいよハルピン駅に向かう。今回の最後のミッション、アルストーム製のCRH5に乗るためだ。今回は1等席は取れていないと旅行会社からいわれ諦めていたが、蓋を開ければ1枚だけ取れていたので、今回は譲ってもらい、私だけ1等車両に決定した。
ハルピン駅に着くと、五一の終わりだからとにかく人が多く、駅は大混雑でCRH乗り場も例外ではない。発車20分を切っても、改札が始まらず多くの乗客を焦れさせたが、15分前に先頭車両順で乗車を開始。先頭車両に行き、撮り鉄を行なう。ホームからだと逆光だったため、線路におりたかったが、警官が線路にいるからタイホーの危険もあるため、日陰モードしか撮影できなかったのが最大の遺憾。
このD28次もとい、CRH5は黄色と水色の帯と他のCRHシリーズのように窓下に青線が強調している2タイプのカラーがあるが、我々が乗ったのは前者。他のCRHシリーズのように1等は2+2、2等は2+3の構成で、座席は割引価格になっているが、特快の軟座に比べれば高い。
列車は日差しが強いハルピン駅をあとにし、北京に向けて発車。東北とはいえ、そこは大陸。極寒の冬だが、夏は北京なみに暑いからクーラーが欠かせない。南と比べ乾いた気候なのが救いといえば救いか。ゆったり座席を持つ1等車は冷房が効いており、暑い午後を凌ぐには最適の車両。一方、2等車というと、エアコンの調子が悪く、付けたり消したりと繰り返しで、半ばサウナのような感じだ。
 夕方、お腹がすいたので、カプラー麺を買いにビュッフェ車に行くが、なんと! カップラーメンは車両のモラルが破壊されるからという理由? で発売は行なわれておらず、弁当を売っていた。ちなみに副総裁が車内でコーラーを買ったとき、レジのネエちゃんはキュウリをかじりながらレジ対応をしていたとさながら畜分の濃い列車だったようだ。確かこのD28次は北京局担当ですか。そら、乗務員のモラルも下がるわなぁ。とはいえ、若い男性の方は比較的まじめに対応してくれたのが救いか。
 辺りも暗くなりつつあるころ、瀋陽北から秦瀋旅客専運線に入る。この路線は高速列車走行を想定した上での造りとなったおり、中華之星が試験運行で300キロオーバーしたもこの路線だ。そのため、他路線と比べ、線路がしっかりとしており、200キロ高速運行でも揺れや雑音が少なく、安定した高速走行を続いた。耳に入ってくるのは高速による風切りの音だけだ。そして、再び秦皇島から在来線に入り、スピードを150キロ前後まで落とす。
 北京に着いたのはじつに23時過ぎ。Z列車より速いとはいえ、8時間近く座席に乗車していたから疲れていた。最後に回送するCRH5を見送りながら、北京駅をあとにした。
 
 その翌日、私は体調不良で5日ほど辛い生活を送るが、前日乗ったCRH5はしばらくクーラーの故障や電気供給のストップにより、8時間遅れや、どうしても自走で着ず25G客車が代換車両として救援に来たというニュースをしばしば目にするようになり、しかも十分なテスト走行をおこなわず、データーも採取しないままぶっつけ本番でダイヤ改正にこぎつけたため、マイナートラブルに悩まされるようになっている。おかげで中国鉄道サイドではCRH5の評価は低い。生産を行なった長春客車やろくなテストをしなかった、北京及び東北の局は猛省するべきなのだが、畜体質なので、直らないだろう。車両に罪はない。
 
 今回は、久しぶりに遠くの地で乗りに、鉄に、撮りに久しぶりに楽しめた旅行となった。切符を手配していただき、あれこれ気を使ってくれたh副総裁のおかげで有意義な五一を過ごすことができた。この場を借りてお礼を申し上げたい。
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はいらーある
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全世界鉄ヲタ団結万歳!偉大的中国鉄路万歳!


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« 返信 #20 投稿日: 7月 25, 2007, 02:29:07 午前 »

長期連載もようやく終了ですね。お疲れ様です。

しかし、読めば読むほどハードなスケジュールです。誰ですか、このウルトラハードスケジュールを考えたのは ニヤリ
まあ、よく食い、よく撮り、よく乗ったもんです。

今までいろいろな場所に行きましたが、蒸気や客レの運行頻度、適度な乗車時間、車両のバラエティー、フレンドリーな人々、いろんな要素をひっくるめて、私の中でのベストオブ砿鉄は鶴崗で決まり!
上游が消える前に、是非もう一度行きたいですね ほほえみ
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一路マイペース!


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« 返信 #21 投稿日: 7月 27, 2007, 11:23:18 午後 »

鶴崗と阜新のダイヤをこしらえてみましたんで、この場を借り皆さんに時刻情報のお礼かたがた公開いたします。
阜新はこのほか深夜便もあるようです。

それではよろしくどうぞ(o^-')b
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