にしやん
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« 投稿日: 7月 07, 2007, 07:46:54 午後 » |
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ウルムチ→北京西の続き
6月6日に北京市内を観光。 他に鉄道模型などをゲット(はいらーあるさん感謝)をする。
6月7日 北京駅に6時20分ごろ到着 駅舎に入る前に身分証明書の提示を求められた。 厳しくなったのだろうか? なかなか改札が始まらず。しかもハルビン行きのD25次と同じ場所で待ち合わせ が指示されていたため大混雑する。 北京駅は連絡通路上で改札を待つことになるので不便である。 6時40分ごろメガホンを持ってきた駅員が突然D25次の客は別の連絡通路で 改札をすると言ってきた。D25次の客はかわいそうであった。
6時50分に改札開始。もみくちゃにされながら改札を受ける。 ホームにはすでにD1次とD25次が止まっていた。
続く
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にしやん
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« 返信 #1 投稿日: 7月 07, 2007, 08:33:23 午後 » |
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D1次はCRH5、編成は8両編成で瀋陽方向が1号車。 1号車から7号車まで2等車。8号車が1等車である。 4号車は半車輌ビッフェである。
1等車は2列+2列、2等は2列+3列である。 座席の回転はせず、車輌の真ん中で向きが変わっている。 すこしやわらかい座り心地である。 リクライニングは背もたれと一緒に座面も動くタイプであまりいいとはいえない。 イヤホンを刺す穴があるがイアホンがない。列車員に言えば貸してくれるかもしれないが めんどくさいのでやめておいた。
私は8号車の10番で通路側であったが幸いなことに窓側の人が来ず 窓側にずっと座っていられた。
私の席の窓に非常口のシールが、的らしきものをハンマーで割って出ろということか? 寝台車みたいである。
座席にはCRH車内の説明や、航空雑誌のパクリみたいな本が。
定時出発後車内を歩く。なんかの雑誌社が取材証明書を首から提げて車内や 運転席を撮影していた。
続く
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流浪
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« 返信 #2 投稿日: 7月 08, 2007, 12:12:01 午前 » |
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CRHに乗れるなんて羨ましい! 自分は未だに眺めているだけです。 身分証の提示はこの2ヶ月間で駅や車内で何度も提示を求められています。 自分も厳しくなったと感じています。 駅では荷物検査の後に公安や保安が「身份证登记一下」とか言って自分も人民と一緒に並ばされてます。 但し、パスポート提示しても中身までちゃんと確認する人と受け取りもせずそのまま通してくれる人で対応がバラバラです。
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にしやん
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« 返信 #3 投稿日: 7月 08, 2007, 02:16:21 午前 » |
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流浪様 こんばんは。 今月末に日本に帰るので、新疆の帰りのこの機会を逃すとしばらく乗れないので 乗ってきました。 パスポートを出すと大抵「日本人か」と笑われます。 スーパーの袋にカップラーメンをもって乗る私が悪いんですが。 まあ旅行中は日本人だと周りが解らないほうがスリ避けになっていいですが
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ito
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« 返信 #4 投稿日: 7月 08, 2007, 08:10:46 午前 » |
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>パスポートを出すと大抵「日本人か」と笑われます。 私は、北京の田舎で日本人だと知れた時は、あの反日映画のせいで 「ミシミシ」→ めしめし とか、 刀を持っていないのかとか、しょうもない質問攻めに合いました。 彼らのイメージするギャップが、質問攻めや、笑いになって出てくるんでしょう、 私たち日本人も中国の事を知らなさすぎ、ですからね。 もっと交流が進んで、良い所や悪い所もお互いが理解出来る関係にしたいんです。
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にしやん
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« 返信 #5 投稿日: 7月 09, 2007, 11:42:06 午後 » |
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続き
しばらくすると列車員がお湯が入ったポットを配り始めた。 他の列車の馬鹿でかいポットではなく小さなポットだった。
列車は京秦線を走る。旅客専用線ではないためまだまだゆっくり走る。 手元に中国鉄路地図集を置いてみていたが、これが少し間違っているようで 豊潤→石門間をどう走っているか混乱した。
石門駅近くで鉄道旅行中で珍しいことが起きた。 放送で「お客様の中にお医者様はいませんか? もしいたら至急7号車まで来てください!!」 と放送があった。心臓病の患者が出たらしい。
何回か呼び出しがあった。 列車員も車内に来て呼びかける。まるでTVドラマの飛行機の中である。 違うのは泣きながらスチュワーデスが来ないことぐらいか。
幸い医者が乗っていて事なきを得たようだ。
続く
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流浪
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« 返信 #6 投稿日: 7月 10, 2007, 07:00:32 午前 » |
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急病人発生で医者を探すとはドラマにありそうな展開で面白いですね。 でも、ここで医者が出てきても心臓病患者に関係ない精神科医や歯科医だったら笑える!
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にしやん
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« 返信 #7 投稿日: 7月 10, 2007, 05:40:33 午後 » |
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流浪さま 近くの席に歯科医までとはいかずとも、整形外科医が乗ってまして 奥さんに行ったほうがいいかどうか相談してました。 結局行ったのですが、専門医が別に来たということで戻ってきました。 それはともかく日本だと途中の駅に緊急停車し、救急車を呼ぶのですけどねー。
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続き トイレに行く。 和式?と洋式の2種類ある。 中は他の列車とは違い比較的きれいである。
山海関駅を通過。万里の長城を模した駅である。 駅通過後すこしだけ遠くの山に万里の長城が見える。
田園地帯をひたすら走る。列車は速度を急に上げる。 新幹線なみの速度になる。沿線で一定区間置きに職員が立っている。 CRHの警備だろうか。これは秦瀋客運専線内が終わるまで続いた。
以前走行写真を撮ったあたりを過ぎ、皇姑屯線と合流。 速度を落とす。瀋陽の町を見ながらゆっくり列車は左にカーブ。 張作霖爆殺事件現場の石碑を過ぎると瀋陽北駅である。
定時より5分ほど遅れて到着。
上海→ウルムチ 4077キロ ウルムチ→カシュガル 1588キロ カシュガル→ウルムチ 1588キロ ウルムチ→北京西 3768キロ 北京→瀋陽北 703キロ
計11724キロ、地球の直径12756キロに迫る距離を鉄道に乗っていたことになる。 こうして私の留学最後の旅行は終わった。
お世話になった多くの方々に感謝の意を表します。 ありがとうございました。
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« 最終編集: 7月 10, 2007, 05:46:56 午後 by にしやん »
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流浪
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« 返信 #8 投稿日: 7月 10, 2007, 10:15:05 午後 » |
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せっかく1万キロ以上の旅をしているのだから地球の直径12756キロを目標に旅を続けてはどうですか? 便器の写真が非公開なのは中国ではおなじみのそれだけ凄い状態になっているということでしょうか?
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にしやん
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« 返信 #9 投稿日: 7月 10, 2007, 11:30:42 午後 » |
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流浪様 こんばんは。
いやー、さすがに高い列車だけあって便器は汚れが無くきれいでしたよ。 終点近くでは知りませんが。 トイレの写真は嫌がる人がいるかと思ったので。
私は中国に来てもうすぐ3年になります。 中国国内で乗った距離はたぶん20000キロを越えていると思います。 説明不足でした。
写真は以前瀋陽郊外で撮影
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Borgen
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« 返信 #10 投稿日: 7月 11, 2007, 01:03:30 午前 » |
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にしやんさん、今晩は。管理人です。 いやぁ1万1千キロの鉄旅旅行記お疲れ様でした。 私にとって、印象的だったのは、オフ会が終わった後にしやんさんを見送りに、T52次が停まっている上海駅ホームまで押しかけたことです。みんながみんな、これから出発するにしやんさんを見送ったことは初めてですし、おかげで雑誌に載せる写真も撮れましたw。 不安要素だった新彊地域の強風による停運もにしやんさんの日頃の行いがよくて、無事回避できたことは良かったと思います。カシュガルも1度でいいから行ってみたいですね。 CRH5は故障車両リストナンバーワンと、中国客車史上稀に見るク○車でしたが、にしやんさんが乗車した時はトラブルも起きず良かったです。 先週、西安→北京西→福州とZ列車3000キロを乗り継ぎましたが、にしやんさんのレポートを見ると、またフラフラと出かけたくなります。長きに渡る力作! ありがとうございました。
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にしやん
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« 返信 #11 投稿日: 7月 12, 2007, 02:30:08 午前 » |
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Borgen様 こんばんは。
日ごろの行いのせいか、旅行開始時に全身ジンマシンに襲われるなど ありましたが、無事帰ってこられました。
3年の留学生活の集大成の旅行が終わりました。 かなりこのHPの知識が役に立ちました。 思えばこのHPに出会わなければ、留学生活も物足りなかったでしょう。 お礼を申し上げます。
帰ったら就職活動で忙しくなりますが、 落ち着いたらまた中国鉄道の旅を楽しみたいと思います。
自分のHPも落ち着いたら復活させますのでよろしくお願いいたします。
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火車哥哥
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« 返信 #12 投稿日: 8月 28, 2007, 06:10:33 午後 » |
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にしやん様 ご無沙汰しています さて夏の訪中で錦州南から北京までD12次に乗車したのですがこの車両はD1列車と運用が同じようですね。 写真上から ① 同車両の使用列車が掲示されていました(見難いですが) ② 錦州南駅に到着するD12次 ③ 一等車のチケットが買えなく2等車に乗車 冷房の効きすぎと乗客のしゃべりの凄さに心身ともに疲れました すべて火車妹妹撮影
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« 最終編集: 8月 28, 2007, 06:12:17 午後 by 火車哥哥 »
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にしやん
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« 返信 #13 投稿日: 9月 07, 2007, 10:00:11 午後 » |
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火車哥哥様
お返事が大変遅れて申し訳ありません。
この車輌は空調がおかしいですね。 私も乗ったとき、寒すぎました。 他の客が文句を言って空調を止めたら暑くなりまたつけるなどしていました。
火車妹妹様もお元気そうで何よりです。
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