わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 新長鉄道・膠新鉄道  (参照数 1752 回)
0 メンバーと、1 ゲストが、このスレッドを見ています。
常緑樹
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緑皮車が大好きです。軟車ならね・・・


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« 投稿日: 6月 17, 2009, 12:25:36 午前 »

6月12日に、江蘇省南通-山東省青島を新長、膠新鉄道経由で移動してきました。
江蘇省から山東省にかけて最も沿海部に近い部分を走るこの地方路線ですが、
あまり情報がないようなので、わずかながらフィードバックさせていただければと思います。

1.路線
新長鉄道
2005年全通。浙江省長興から江蘇省無錫・海安県・淮安を経て新沂までを結んでます。
このうち、海安県以北で旅客営業を行っている模様。
無錫・海安県間の長江は、貨物を鉄道連絡船で渡しているようです。
膠新鉄道
江蘇省新沂から、山東省膠州を結びます。

2.切符入手とアプローチ
南京へ飛行機で入国後、以前ここの別トピで伺った南京駅での異地讐票を乗車前日に試してみました。
地方鉄道ということで不安でしたが、南京駅の全国10日以内購入窓口で以下の乗車券が購入できました。
南通-淮安 5100次 軟座
淮安-青島 K414次 軟臥下舗
南京から南通までは、T7781次にて移動。一等軟座なら購入可能とのことでしたが、
いざ乗車してみたら、一等軟座のくたびれ方がかなりのもので、特に空調が半端なくカビ臭かった事、
隣の特等軟座もガラガラだったことから、結局車内で補票しました。
空き具合ですが、一等軟座は私の乗った車両に限れば車内に5人程度、特等軟座は私含め3人でした。

1枚目 T7781次(上海局専用25k)
2枚目 南通駅(緑皮車が5100次。BSP車はZ51次)
« 最終編集: 6月 17, 2009, 07:02:29 午後 by 常緑樹 » IP記録
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« 返信 #1 投稿日: 6月 17, 2009, 12:41:45 午前 »

3.5100次乗車記
いわゆる非空調普快です。
東風4D+yz22×8両+rz25b×4両の12両編成。yzとrzの間には鍵が掛けられていたので
残念ながらyz側の状況について細かいことはわかりません(座席はほぼ埋まってました)
rz25bについては、←紅皮+緑皮2両+紅皮→という変則的な編成で、紅皮車と緑皮車のうち1両は、
集中式クーラーを搭載していました。製造は浦東。(華南のrz25bが回されて来たのかな、という気もします)
残り1両の緑皮車で、標準的と思われるrz25b緑皮車でした。
haseaだと上局新長となってますが、私自身は所属のチェックは忘れました。
南通発車時には、軟座のうち1両にのみ客が詰め込まれていましたが、
如皋、海安県あたりでほかの車両もほぼ埋まった形になります。

列車は、江蘇省の水田地帯をひた走り続け、各駅での乗り降りも結構ありました。
軟座については、東台や塩城での座席の割り当てを見る限り、完全なオンライン化が
行われているようにも見えました。客が降りた座席にすぐ乗ってきたので。

1枚目 集中式クーラー搭載緑皮車(淮安駅で撮影)
2枚目 緑皮車2両の屋根高さの違いと、紅皮車との併結シーン。
3枚目 集中式クーラー搭載紅皮車の車内
4枚目 このような江蘇省的農村風景が延々と続きます。

« 最終編集: 6月 18, 2009, 01:08:11 午前 by 常緑樹 » IP記録
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« 返信 #2 投稿日: 6月 17, 2009, 10:47:43 午前 »

常緑樹さん、今日は。

おっ! 意外と手薄な路線をマークしていますね。
この情報は助かります。

華東のRZ25Bですが、2~3年前、上海~蘭渓で管内快速が走っていた時、RZ25Bが連結されていました。
今はBPSあたりに格上げになってしまったので、ひょっとするとその車両が異動してきたのかもしれませんね。

紅皮車は軟座だったのでしょうか? もし、屋根の真ん中にクーラーつきがあればRZ22という可能性もあるかも。

続きを楽しみにしています。
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« 返信 #3 投稿日: 6月 17, 2009, 01:14:29 午後 »

これは貴重な報告をありがとうございます。
緑皮集中式クーラー搭載のRZ25Bははじめてみました。
車内はどうやらリクライニングシートのようですね。
窓が開くことを除けば広東地区のRZ25Bと似ているように思いました。
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« 返信 #4 投稿日: 6月 18, 2009, 01:06:48 午前 »

>Borgenさん
いえ、残念ながら画像の通り集中式クーラー付きRZ25Bでした。
同じ車種で1両が緑皮で1両が紅皮というのは気になりますが、転属かなんかですかね。

>はいらあーるさん
そういえば、華南のRZ25Bは窓があかないんでしたっけ。
ということは、広州からの転属ではなくてもともと上海地区用の車両ということになりそうですね。
« 最終編集: 6月 20, 2009, 12:15:30 午後 by 常緑樹 » IP記録
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« 返信 #5 投稿日: 6月 20, 2009, 12:08:20 午後 »

4.K414乗車記
地図上で見ると新長・膠新の両鉄道は連結されて一つの路線という印象がありますが、
淮安以北を走っている1日6往復のうち、5本(蘭州・成都・ハルピン・太原・北京)は隴海線へと入ってしまい、
実はこの2つの路線を直通する列車は揚州-青島のK414/415次のみとなっています。
淮安以南は非空調の普快(5100次のことですが)がありますが、これより北側では
空調快速が最低クラスの列車となります。

2時間あったのでタクシーで往復してきた淮安の街は、ただの中国の標準型地方都市でしたが、
故周恩来首相の出身地ということもあってか、淮安駅はそれなりに立派なつくりになっています。
ホーム上の屋根は28本のアーチで覆われていて、それが周恩来の28年の首相任期を現してるとかなんとか。

運よく前日に南京駅で軟臥下段の入手に成功していたので、改札開始直前に到着。
編成はゆっくり見てませんが、東風4D(クリームと小豆色)+YZ数両+CA+RW1両+YW3両かと思われます。
車両は済局青段の25G紅皮車。ただし全車プラグドアではない初期車でした。
淮安駅からの乗客は大体100人くらい、硬臥が2-3名程度、軟臥は私だけでした。
淮安到着時点で、硬座は立ち客がちらほら居ました。(無座じゃなくて良かったです)
走るのが蘇北(江蘇省北部)ということもあってか、新沂まで民工さんが多い印象は受けました。
もしかしたら、5100次からの乗り継ぎも多いのかなという気はします。
(ただし、5100次の淮安到着時に新沂・連雲港方面の黒車が客引きしてたんで、そちらに流れるかもしれませんが)

乗客の流れは、江蘇省内の新沂までは下車中心で、山東省に入る臨沂からは乗車も見られるような感じでした。
あまり、省を跨いだ長距離の移動需要がない地域なのかなという感じです。
乗車率も、軟臥は淮安乗車時に私一人で一部屋確保、臨沂で対面に一人来る程度でした。
というか、最初から乗っていた人は把握してませんが、新沂で2人降りて、臨沂で2人乗ってきて、青島到着時に5人くらい・・・
あ、乗警が一部屋使ってました。
硬臥も利用者は少なく、下舗しか使ってないんじゃないかという感じの、「乗車率1/3」という言葉がしっくり来る感じです。
少なくとも、硬臥以上の車両について言えば、「この列車大丈夫なのか?」という印象は拭えません。
軟臥の服務員そのものは結構感じのいい方々で、お湯等のサービスも普通にありました。
(5100次の服務員は英語が話せましたが、さすがにこちらは無理でした)

淮安から北は、これまでの水田風景とは異なり単調な麦畑の中を進みます。
あまりにも退屈で、写真を撮るようなものも殆どなく・・・
省境を越えても、景観的には特に変わらず麦畑でした。
臨沂北で対面に乗ってきた人が英語の話せる中国人女性だったので、今回の訪中の目的(結婚式参加)だとか、
山東省のしきたり(紅包の相場とか)だとか話をしてくれたため、臨沂以降はあまり車窓や車内の様子は見てません。
食事は、食堂車へ行くつもりでしたが同室者が車内販売の弁当を購入したので
結局それに付き合ってしまい、食堂車の様子は報告できません。山東料理でした。
4年ぶりの青島駅は、あまりにも様子が変わってしまい浦島状態になりました。
淮安発車時は定刻だった列車は、膠新線進入時には15分ほど遅れており、青島到着は30分遅れでした。
同室の方がタクシーでホテルまで送ってくれたので、そのあたり軟臥に乗るような中国人のホスピタリティにも感謝です。

写真は、淮安駅到着時のK414次と、山東省に入ったあたりの風景になります。
« 最終編集: 6月 25, 2009, 05:47:18 午後 by 常緑樹 » IP記録
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« 返信 #6 投稿日: 6月 24, 2009, 10:37:19 午前 »

常緑樹さん、今日は。

膠新線というのは本当にマイナー路線ですよね。
うまく利用すれば短縮になるんだけど、済南という乗客の乗り降りが多い駅を通過しないから大半の長距離列車はスルーしてしまう。上海~青島のZ列車が登場すれば、K快速に比べ夜間の移動時間が有効活用できそうです。ただ、本文中で常緑樹さんが言っているように、列車の移動需要がすくなさそうですし。その分安くて本数の多いバス路線が充実していそうです。

それにしても、ここ数年間で建っている中国の駅はすごい。何本ものアーチを重ね、円盤型やドーム型など個性ある駅舎を次々に世に送り出し、それが地方のマイナー都市(失礼)まで及んでいます。

江蘇省地方鉄道の揚州、泰州、南通の駅は実際利用したり画像で見ているので分かりますが、淮安もそれなりに凄そうですね。
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« 返信 #7 投稿日: 6月 25, 2009, 06:02:03 午後 »

新長鉄道のうち、無錫-海安県の間に橋が架かっていないので、これができなければ
さすがに上海-青島方面の直通列車は無理なんでしょう。需要も不明ですが。
もっとも、南通と上海の間の鉄道計画が現実化した際には、1本くらいは走ってくれたらなと。

膠新鉄道は、新長鉄道とは逆に「6往復中K414が最優等列車で、後は全部非空調普快」なんですよね。
需要もあまりない路線なのかなという印象を受けました。
« 最終編集: 6月 25, 2009, 08:24:59 午後 by 常緑樹 » IP記録
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