わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 川蔵鉄路(第2 チベット鉄道)の工事が9月末に開始  (参照数 795 回)
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« 投稿日: 9月 02, 2009, 02:29:13 午後 »

ttp://news.huochepiao.com/2009-9/20099293845.htm

8年後の開通を目標として、成都から真っ直ぐ西に進みラサまで繋ぐ川蔵鉄路の工事が9月末より開始される。この路線は全長1629キロのうち、四川内は約650キロ。Ⅰ級電気化鉄路建設となりそのうち成都から途中までは複線となる。工事の第1段階となる成都から康定区間は工期を3年。11ヶ所の途中駅を設け、時速200キロを目標設定にしており、これが実現すれば、成都からラサまで8時間で結ぶことができる。

中鉄二院の関係責任者によれば、川蔵鉄路は国家中長期建設計画の項目に入っており、成都からラサまでの距離は1629キロ。ただし、建設予定となっている地形および地質が複雑になっており、当初は成都から康定までを建設する。同路線の最終計画工事は8年となっており、予算は537.8億元。成都から康定の予算は167.8億元となっている。

川蔵鉄路建設の目的は、交通条件が厳しいエリアの経済発展と貧富の解消。またその先はインド、ネパールとの貿易ルートの開拓にも期待が込められている。

川蔵鉄路の建設計画ルートは、
成都~蒲江~雅安~康定~理塘~左貢~波密~林芝~ラサ
となっている。現在走っている成都~ラサルートだと一回蘭州や西寧まで出てからラサに向かうルートとなっており、迂回イメージが強い。ただし、この鉄道が完成すれば、40時間近くかかったチベット鉄道も、時速200キロなら8時間で到達可能となる。

ただし、地形条件と気候条件が厳しいチベットエリア内において、保守が面倒な電化への意味がどれほどあるのかははなはだ疑問だ。また、地震多発地域を通過するため、それに対応した路線の技術も不可欠になってくるだろう。

余談だが、鉄道建設に併走する形で川蔵公路がある。成都からラサまで2泊3日もかかり、地形が厳しいなか毎年何台もの車が谷の中に飲み込まれているそうだ。

開通すれば西部区間の大動脈となり、大いに魅力的な川蔵鉄路だが、その前には青海チベット鉄道よりも厳しいハードルがいくつも設けられている。まずは3年後の部分開通に期待かな?
« 最終編集: 9月 02, 2009, 02:52:27 午後 by Borgen » IP記録

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