わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: 大連(甘井子の電機)  (参照数 2634 回)
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SY1698
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« 投稿日: 12月 23, 2009, 01:20:33 午前 »

打通作戦の掉尾を飾る最後のレポートは、国鉄甘井子駅構内に何故か敷かれている電化専用線で使用されている電気機関車。出所は謎ですが、日本の電気機関車を思わせる雰囲気がGood。すぐ石炭積卸施設に引っ込んでしまったので、これ以上撮れませんでした。

誰かあとに続くレポート求む。おまかせしまつ。
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SY1698
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« 返信 #1 投稿日: 2月 23, 2010, 09:18:08 午後 »

Google Earth で このあたりです。

38.96997,121.615198

なんだ、公道から撮れたじゃないか? と思ったが、これって甘井子貨物駅のど真ん中? ちょっと微妙だ。

ちなみに、この路線、甘井子の埠頭あたりまで伸びているようです。
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« 返信 #2 投稿日: 9月 11, 2010, 03:09:44 午前 »

http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2009-06/07/content_2722128.htm
http://www.daliandaily.com.cn/gb/daliandaily/2009-06/21/content_2738938.htm
やっと解決しました。

2.电力机车,川畸造船所电气部制造,车底部有昭和字样。

あれは川崎造船所製の電機だったらしいです。

http://www.daliandaily.com.cn/img/2009-06/20/37601245504000093.jpg

(補遺)
川崎重工業社史(1959年刊)には、1931年までに満鉄甘井子埠頭に電機を納入したとの記述があり、また甘井子埠頭が完成したのが1930年なので、製造は1929年~1930年です。ただし、川崎造船所は車輌部門を1928年に切り離しており、納入契約についてはどちらが主体か再調査が必要です。
« 最終編集: 9月 11, 2010, 10:27:50 午後 by SY1698 » IP記録
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« 返信 #3 投稿日: 9月 17, 2010, 06:27:01 午後 »

SY1698さん

製造が1929年~1930年というと
日本で国産電気機関車の製造が始まったころですね。
スタイルも輸入機ED17に丸みをもたせて日本風にしましたよといった感じ、
撫順のジテも引退してしまった今、最後に残った戦前の日本製車両でしょうか。
この世紀の大発見(中国鉄道趣味界の)、後に続くレポートを期待したいところです。
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« 返信 #4 投稿日: 9月 17, 2010, 10:20:00 午後 »

撫順と鞍山はそれぞれ電機の存在も有名なのですが、甘井子はノーマークの状態がつづいていたようです。
今冬に甘井子と撫順は出かけてきてレポートをまとめる予定です。
なお、甘井子の電機については、川重兵庫工場社史をもう少し調べますので、もう少し追加情報はお待ちください。

(追記)
ここの電機、よく見ると「丸窓」なんですよね。
日本ではこれらの丸窓電機は全機引退してしまいましたので、そういう意味でも貴重。
(川崎造船所製のこの時期の電機といえば、吉野鉄道デ51とか)
« 最終編集: 9月 18, 2010, 07:21:07 午後 by SY1698 » IP記録
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« 返信 #5 投稿日: 9月 24, 2010, 11:41:20 午後 »

今日、川重兵庫工場90年史の資料が届いたので、中を確認したら出てきました。
昭和5年に4両、昭和13年に1両の計5両です。車番は3000~3004。
大連日報のサイトを見ると、2両は現存しているので、残り3両については要現地調査。

なお、故辻圭吉氏の「思い出の汽車電車」(ないねん出版1995)には、甘井子埠頭の荷役用ホッパー電車の写真があり、運転している区域が若干違う模様。どちらにしろ、行って現地を確認してみたいものです。うーむ、ここは今までノーマークだったとは。
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« 返信 #6 投稿日: 12月 07, 2010, 09:51:15 午後 »

今回、駆け足で回ってきましたが、動いていない(スカ)という結果に。
去年の12月では入換に使っていたようですが、どうやら使用をやめた雰囲気。
2両の電機は、1両は更新済、1両は未更新(登場時に近い)。
入港している船がないためなのか、または荷役施設の更新のためか、桟橋電車と共に動きなし。
これらの電機がどうなるか、行末は不明。
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« 返信 #7 投稿日: 12月 08, 2010, 02:38:53 午後 »

SY1698さん、今日は。

東北のナロー進撃お疲れ様です。
そうですか、ついに使用停止になっていましたか。

ひとつの時代が終わった気がしますよね 泣き
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« 返信 #8 投稿日: 12月 08, 2010, 08:49:49 午後 »

この写真だけでは「暫停」と言い切れないのでは?という話もあるので、自分なりの考えを書いておきます。

(1) 去年、道路から甘井子港務公司へ侵入ルートがあったが溶接されて塞がれていた
(2) 去年、ダンプが停まっていた場所がもぬけの殻。人影なし(犬は放し飼い)
(3) 埠頭側に新規積込施設が作られており、その稼働が間近な状況
(4) 3日間、2両の電機が繋がれて全く同じ位置にいるのが異常。

このあたりについては、もう少し自分でも考えを整理してみますが、どうも大連日報が取り上げた時期が、引退間際を前提にした取り上げ方だったのかも知れません。去年と同じ電機はNo.2、あともう1両の車番は不明ですが、こちらはほぼ原型通り。川崎車輌の銘板が見られればいいのですが、きちんと整備してどこかに保存してもらえないかと思います。

うーん、残念。
二度目はスカ、というのがこの国の法則なので、撮っておいただけましと言えなくないのですが。。。
(´・ω・`)ショボーン
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« 返信 #9 投稿日: 12月 11, 2010, 12:49:47 午後 »

SY1698様

調査お疲れさまでした。
甘井子の電機の現状・・・残念な結果でした。
2両写真撮れただけでも幸運だったかもしれませんね。
使用停止だとしたら、どこかで大切に保存してもらえたら嬉しいです。

それと日記で拝見しました桟橋電車、
独特の世界観にとても興奮してしまいました。
とても気になっています。

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« 返信 #10 投稿日: 12月 11, 2010, 09:35:12 午後 »

もう1両の電機が撮れただけでも儲けものといえなくはありません。

あと、「桟橋電車」とは、カーダンパー~桟橋間の石炭荷役に使用されてきたのですが、現在は桟橋電車線の上にベルトコンベアーが設置されてしまい、どれだけ動いているか正直なところ微妙です。また、港湾地帯のために写真撮影もうるさく、撮っていたら難癖をつけられたので、退散する間際に撮ったのがこの1枚です。実際は、これらの電車は築堤上に留置されているので、簡単に撮りに行けるものではありませんでした。

No.4というのは、米アトラス製か、大連沙河口工場製かわかりませんが、登場時の面影を残している車輌です。綺麗に下回りが撮れなかったのは残念ですが、これとばかりは仕方がありません。
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« 返信 #11 投稿日: 12月 14, 2010, 08:26:10 午後 »

SY1698様

写真、いい雰囲気です。
これが桟橋上を数珠つなぎになってうごめくのを
想像するだけでも楽しいです。

今はベルトコンベアーですか、
電車1両で何トンの石炭を運べるかわかりませんが、
効率化を考えれば仕方ないですね。

産業遺産として残して保存でもすれば、
観光客も呼べそうですけど、
桟橋自体が現役でありそうなので難しそうですね。

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« 返信 #12 投稿日: 12月 14, 2010, 09:14:10 午後 »

戦前はこのあたりが社会科見学のコースとなっていたようで、「甘井子埠頭」で画像検索すると当時の絵葉書が出てきます(自分の画像も出てくるのはご愛嬌)。一応この電車は総重量65t(荷重50t)でしたが、さすがに今ではカーダンパーでひっくり返してそれを電車に積み直して、というのは効率が悪いということなのでしょう。

残念です。
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