http://news.huochepiao.com/2010-4/201041093329.htm福建省の沿岸を走り、福州と厦門を結ぶ福厦高速鉄道が4月26日に開業を迎える。全距離357キロの同路線では時速250キロの動車組が運行し、福州南駅と厦門北駅を最短57分で結ぶ。また、福州駅と厦門駅は1時間半で結ばれる。この厦門側の起点となる動車組専用の新駅が厦門北駅で、前の駅名は高崎駅。なんだ高崎線か。
旅客と貨物の快速線となる福厦高速鉄道は、1日25本の動車組運行を計画しており、22本が福州と厦門、2本が上海と厦門。1本が杭州と厦門となり、一部の動車組が厦門駅発となる以外の動車組はすべて厦門北駅発となる。現在設定されている福厦動車組の料金は、二等が80元、一等が110元となっている。
福厦高速鉄道の開通の初期段階では、厦門北駅ならび厦門駅にある4つのホームのうち、ひとつを動車組用に設定する。
厦門北駅の駅舎は将来1万平米の規模となり、1500平米の候車室や障害者、妊婦用などの特別候車室を設置する。さらに、交通便利の促進を図るため、駅前には公共バスを設け、旅游バスや6、7路の公共バスを北駅から運行させる予定。しかもBRT路線の起点も計画中だ。
厦門北駅は将来厦門の交通ターミナルとしての責務を担う。福厦高速鉄道以外でも、龍厦高速鉄道や厦深高速鉄道の起点ともなるため、同駅に膨大な旅客が集中する可能性は十分にある。今のところ、集美周辺には7箇所の高校があり、10万人の人の流れが予想され、また、同安、翔安北部、海滄北部などの人の流れも厦門北駅に集中すると見られている。
福厦高速鉄道では、福州南、福清、漁渓(予定)、涵江、莆田、楓亭、恵安西(予定)、新泉州、泉州南、翔安、厦門西、杏林、厦門北、厦門など途中駅も含め、現在14ヵ所の駅を設置。
4月26日、福厦高速鉄道が開通後、福州、莆田、泉州と厦門の4つの地域では、3時間往復が実現。さらに2011年には、深圳とを結ぶ厦深高速鉄道の開業も控えている。また、上記の地域から上海まで、在来線で25時間の所要時間を要したのに対し、動車組ではたった7時間で到着も可能だ。
五一直前になるが、これに乗りにいく手もあるな。広州南~武漢~南京~上海~厦門の動車尽くしプランも悪くない。