列車ホテル

[Borgen]

今日は深圳にある列車ホテルに行ってきました。

名前はinterlaken expressで、山奥のテーマパーク、東部華僑城に散らばるホテルのひとつです。

このホテルのすごいところは本物の蒸気機関車と車両を持ってきていること。
動かないけど、車両は中国鉄道部に新造してもらったらしい。外観は25Gカラーだがよく見ると25T。

線路の上に佇んでおり、晴れた日に遠くから見れば、目の前の湖に姿を反射した詩情的な光景だ。

チェッインは駅舎タイプの建物にあるフロントから。
客室はすべて車両となっており、
6両の軟臥と1両の高級軟臥、1両の食堂車の編成です。

[ito]

　もちろん軟臥は相部屋でお風呂は無し、共同トイレ、共同洗面所だもんね。

　鉄道部のイキな計らいで、大都市の車両基地にカプセルホテル代わりに１泊３０元で
泊めてくれると言う事なら利用してやってもいいが、観光地でしょ。

　　イヤダ私は泊まらない。

[Borgen]

さて、気になる編成番号だが
SY0379　四方　
RW25T　558687　1号車
RW25T　558681　2号車
RW25T　558685　3号車
RW19T　558688　5号車
CA25T　896328　6号車
RW25T　558683　7号車
RW25T　558682　8号車
RW25T　558680　9号車

で4号車が欠けている。
車両は中国南車の南京工場で上游は中国南車というプレートがありました。

それにしても1両1両トレーラーに積んであの険しい山道を登ったのでしょうか？

肝心の部屋は、高級軟臥や軟臥をそのまま客室にした感じ。
シャワー兼トイレは床下タンクではなく、そのまま汚水タンクに流れるよう車両から地中にパイプが埋まっている。環境面を配慮したこだわりはすごいです。

これが、これから乗車してどこかに行くためなら何てことはないが、ただの宿泊施設が客車のコンパートメントを普通のホテルの部屋として宿泊していってくださいとなったら、ものすごく不便に感じてしまうかもしれない。

当初RW19Kと予測していただけに、だったら、部屋3室ほどぶち抜いてデラックスルームにでも改造すれば、もうちょっと楽しめたかもしれないのに、そのまま手を加えないのは残念。

また、車両はやはり動いてナンボ。動かない車両はただの鉄の箱と変に悟った自分がいました。

とはいえ、このホテルに宿泊すれば、東部華僑城の茶渓谷風景区とインターラーケンスパ、朝食などがコミコミで利用できるから、東部華僑城目当てで宿泊するなら、案外お得になるんじゃないでしょうか？

[SY1698]

番号を見る限り、新しい番号なので新車かもしれません。たしかに。
25Tに、25Gの塗装にしたというのも、一応わかりました。
ただし、あの台車（25Gのと同じ）で、時速160km/hはないと思いますが。

もしくは、余剰番号の先取り？ 車輌は歩留まりあるいは（国鉄あるいは地方鉄路の）注文流れとか。