わいわいフォーラム「鉄盟団」
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投稿者 スレッド: T311次乗車記  (参照数 1570 回)
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myoukaku
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« 投稿日: 9月 17, 2010, 08:30:27 午後 »

 投宿先(瀋陽市和平区三好街)からタクシーを飛ばして瀋陽北駅を目指す。三好街は現在工事中で片側一車線のみ通行可能なんおでなかなか前に進まない。その後、青年大街など幹線道路を通って、駅まで進む。駅のロータリーは直接乗り入れできないので、入口のところで車を降り、行李専用口から回って南二出口を通り駅構内入口に入る。軟席候車室はどうも見当たらず、そのまま一般乗車口を目指す。動車組発着駅は概して軟席待合室が設定されていないこともあるようだ。北京・上海は問題ないのだが。
 そして改札が始まる。目指す高包は最後尾(値班車の隣)にほど近いところであり、一般客はこちらまで歩いてこない。
 列車の編成が偏っているように感ずる。たいてい食堂車は高包や軟臥の隣に着いているのに、この列車はなんと4号車。硬座と硬臥の間に連結されていた。高包は11号車なので、延々車内を渡り歩かねばならない。高包は19Tなのでよく乗っているものである。
 相客はなし。大都市間輸送以外の高包はおおよそこんな感じで一人個室状態で使用可能。かつて、京滬特快もそうであったが、今は経済成長のおかげで高包客も以前よりは相客となる確率が高くなってきている。列車編成は1-3号車が硬座、4号車が食堂車、5-8号車が硬臥、9-10号車が軟臥、11号車が高包、12号車が値班車である。食堂車を是非とも軟臥あたりに持ってきてもらいたいものだ。
 隣の値班車は、乗務員交代のためのもので男子乗務員は上半身を出して体をあらっていた。食堂車に行く際に、軟臥と硬臥の間は施錠しているので、たまたまとおりかかった列車長に開けてもらう。硬臥は各車両とも空調温度がまちまちで生ぬるい車両と軟臥レベルの空調の効き具合のものと様々であった。やっとの思いでたどり着くと、乗警青年が席を空けてくれた。ありがたい配慮である。
 頼んだ料理は、「白肉酸菜煲」(¥30元)、「木須蝦仁」(¥30元)それに御飯だが相変わらずの価格設定である。この価格設定なら高包、軟臥の方に付けて欲しいものだ。事実、隣の席の男四人衆も軟臥の客で東北人らしく豪快に酒をあおりつつ料理をつついていた。食堂車から戻ると、携帯に同期した音楽を聴き始める。古関裕而の作品「高原列車は行くよ」「あこがれの郵便馬車」など列車のジョイント音や風景ともマッチして頗る心地よい。
 そして長春に停車。駅は改装工事中でホームから外れて止まる。乗り降りは高包車はなし。再び動き出す。延吉方面に行く線路と別れ、哈尓濱を目指す。東海林太郎の「ハルピン旅愁」を聴きながら、車窓に目を転ずれば一面の玉蜀黍畑の先に太陽が大きく構えて居る。列車は定時運行、そして哈尓濱駅に滑り込む。ここから先は非電化区間になるので、機関車を付け替える。その他、客車のメンテナンス要員がホームに立っており、完全停車の後は、足回りをとんかんとんかん敲いてチェックしている。乗務員も高包担当者は暇らしく話しかけてくる。この列車に高包がついている(T311は昼間運行、T312は夜行運転)のが不思議でならなかったのだが、このことについては後で述べることとする。
 哈尓濱駅をゆっくりと滑り出した列車は左にカーブし、スンガリーの濱洲鉄橋を渡る。スンガリーは自分にとってはおなじみの風景だ。未だにこの鉄橋部分のみ単線である。渡りきると速度をぐんぐん増して一路満洲里方面へとひた走る。車窓風景は畑から原野に変わる。大慶周辺は工業都市の面持ちであるが、再び原野、湿地帯の中を走り続ける。哈尓濱-満洲里区間は貨物列車と頻繁にすれ違う。そして、昴昴渓手前で大きく右にカーブする。大陸ならではの線形を描きつつ、斉斉哈爾を目指す。
 列車は定刻に斉斉哈爾驛に到着。その後、定宿で旅装を解き、軍勤務の老朋友らと地元料理で一献傾けたが、T311/312次は軍隊の移動でもよく使われているようで、軍人幹部の乗り合わせが多いことから高包がついているのだそうである。その老朋友とは、去年夏のT47次の高包で同室となったのを縁として、年一回の割合で斉斉哈爾訪問の際にはいろいろと御世話を戴いている。
 北満も今年は9月だというのに、気温が高い。冷房をもともと付けていないところも多く、きんきんに冷やした飲み物が恋しくなってきた。件の老朋友が気を利かせてくれて、氷水を持ってきてくれた。勿論、氷は鉱泉水で作ったものである。
 その後、行きつけの茶室で中国茶、しかも大紅袍を品茶した。老朋友は軍でも物理学や工学を主体とした部隊に所属しているため、なかなかの理論派である。鉄道のこともいろいろ話してくれた。
 このT311次、食堂車の連結部分のみ問題はあれど、あとは快適に過ごせる列車である。長春、哈尓濱など区間利用してもいいかと思った。


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Borgen
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« 返信 #1 投稿日: 9月 22, 2010, 03:26:34 午後 »

myoukakuさん、今日は。

管理人です。

瀋陽からチチハルの乗り鉄お疲れ様です。
高級軟臥があったことは、ナイスな情報です。T特快ですと19Kでしょうか?

最近は乗警のモラルも上がってきているようで、ほとんど嫌な気持ちになりませんね。

でもやはり、myoukakuさんの記事は東北が似合っているようで、哈尓濱からチチハルへのくだりはいつ見ても感心します。
私なら夜移動は最近疲れるので昼間の高級軟臥で移動したいですね。
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myoukaku
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« 返信 #2 投稿日: 9月 22, 2010, 05:21:36 午後 »

Borgen様

ありがとうございます。
この列車は19Tでございまして、頗る車内環境は乗務員の献身的な服務態度(他に乗客が居なかった)に助けられまして、至れり尽くせりでした。
昼間の高包の滋味を味わってからは、不謹慎ながら、軟臥乗車の場合は4枚買い占めて一室でゆったりもいいかなとも考えています(笑)。
東北のみならず、京滬特快や香港直通車、西北行き高包も今までに乗務員の皆様よりいろいろと御世話戴きました。大陸鉄路の旅はやはり車内で知り合って人脈を構築した皆様の御世話に拠るところが大きいです。
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