広州市の公共バス。

[kousyujin]

　広州市では昨年開催されましたアジア大会への対応で、古いバスを廃止または新規路線へ回し、従来の路線ではかなり新しいバスが投入されました。
　古いバスも塗装のし直しを行ない綺麗になりました。

　新規投入バスは行き先表示板がＬＥＤパネルになり、夜間でも見やすくなりました。
　アジア大会のすぐ後にパラリンピックアジア大会も開催され、身体障害者への対応ということで、新型車はステップレスの低床車が投入されました。
　しかし、既存のバスの改造の為窓の位置が従来のままであったため座席に座ると窓の位置が高く外が良く見えません。
　車椅子の置き場所も設けられ、車椅子の乗降のためにスロープ版も搭載されました。

　で、広州は身体障害者に優しい都市ですとＰＲを行ったようですが、大会が終了すると、スロープボードは撤去されてしまい、あれはなんだったのだろうと疑問に思います。

　

[ito]

＞大会が終了すると、スロープボードは撤去されてしまい、あれはなんだったのだろうと疑問に思います。

表面だけの小国露呈。

[kousyujin]

広州市ではここ数年で会社の再編成が行われ、複数会社での路線運行など非効率的な経営を無くし、市民へのサービス向上も目指してきました。
　よって、過去から有った老舗会社も吸収合併され名前が消えていますね。
大きく分けて第一バス会社から、第二バス会社、第三バス会社に統合されました。
この統合でメリットが有るのは、広州市で実施している定期券割引制度が大手のバス会社が対象となっているので恩恵がうけられますが、いまだに何処へも合併されない会社はこの割引制度が適用されません。

定期券制度も会社側、政府、市民の代表で協議されて決められたのですが最初の案はわずかの期間で中止され、今の割引しすてむになっています。
　今の割引制度は毎月１日からカウントされ、１５回までは正規料金がカードから引かれますが、１６回目からは４割引になります。
カウントは地下鉄、バス、料金に関係はありません。賢い方は２元区間を毎月最初に多用して１５回利用し、１６回目から地下鉄などの長距離高価格路線を利用している方も。何分１０元区間が６元になるので往復すると８元もお得。
しかし、これらの制度に加入していないバス会社はカードは使用できますが割引にもなりませんし、乗車回数にもカウントされません。
　前の定期券制度は何だったのでしょうか。？
前回の制度を運用するために定期利用者は皆、羊城通カードを変更させられたのですから。その費用は莫大だったでしょう。
回収したカードは再販されたかまでは知りませんが。
　どっちにしても毎月みな１日からリセットされるので月途中からは意味有りません。