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投稿者 スレッド: チベット鉄道に乗ってきますた  (参照数 3207 回)
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Borgen
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投稿: 3005


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« 投稿日: 3月 02, 2007, 02:27:19 午後 »

 本来私は春節(2月18日)に妹の出産もあり、一時帰国をする予定だった。しかし、やはり春節をなめていたのか、1ヶ月前に航空券の予約に行ったら、日本戻りはともかく広州戻りの飛行機は28日まで満席。しかも値段はトータルで7000元越えだったので、アホくさくなり断念。その分、国内旅行に目を向けた。

春節時期、生きたいなぁと考えてた候補地は、
・広州~チベット・ラサ~西寧、チベット鉄道強行軍
・広州・北京・上海、動車組3都物語
・春が来た!芭石蒸気、追っかけ撮り鉄

の3箇所。年始、北京に行ったばかりだから、北京から先の東北までは、真冬でもあったが、行きたいとは思わなかった。また海南島や香港も食指は動かない。

 とりあえず3週間切っているので、上海のY&M石井先生に連絡。広州発ラサ行きの軟臥手配とパーミッション料金やホテル、航空券込みで見積もりをお願いした。その後、連絡があり、広州発はどうしても切符が取れず、成都からなら購入は可能ですよ、との返答が。
 確かに広東から地方に行く最大のターミナルは広州になってしまい、東莞や佛山、深圳一部からも1度広州に出て乗り換えるため、周囲に衛星駅?がある北京や上海よりも春節時期の混雑はすさまじい。この状況は意外と想像つかないかもしれないが、一度現場に行って見てみれば必ず萎える。不本意だけど、始発にこだわって行けなくなるより、安全パイをとることにした。

そして、ほぼ確定のスケジュール。決まったのは出発ほぼ1週間前。
17日:広州⇒成都、CZ お昼
18日:1818成都発T23次列車乗車
19日:車中
20日:1828ラサ到着
21日:ラサ1日観光
22日:0832ラサ発T264次列車乗車
23日:車中
24日:1937広州着

 う~ん。8日の旅程のうち、自由時間はたった1日。6日は車内生活か…。まあいいでしょう。この時期広州は初夏クラスの気温だったため、衣類に関しては特に関心もなく、高山病を防ぐ方法ばかりを考えていた。(つづく?)
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« 返信 #1 投稿日: 3月 02, 2007, 05:01:31 午後 »

 さて、17日の中国では除夕と呼ばれる大晦日。地方出身の人たちの大半は地元に戻っているためか、大通りは普段より人は見かけないが、それでもスーパーの前を通れば今年最後の買い込みで店内は混んでいた。雨が今にも降りそうな、どんよりとした天気だったが、湿度は高く、若干蒸し暑かった。
 10時過ぎに広東国際大酒店(会社の事務所がある)の機場バスに乗る。発車は10時半なのでなんとかギリギリ。広州白雲空港まで17元、50分。高速道路では、同じく空港方面に向かう人が多いのか、自家用車よりもタクシーの台数が目立った。
11時過ぎに空港到着。H副総長からホットラインが入る。
「悪いね、まだ家なんだw」
「あんた、今日余裕こいて、列車の切符を忘れたら、多分キシリア閣下に最終通牒突きつけられるよww」
なんで冗談を交わす。

12:20のCZ南方航空で成都へ。約2時間フライト。
せっかくの大晦日だから機内食もさぞ豪華だろうと思ったら、相変わらず美味しくないメニューだった。
14:30、成都空港に到着。

 タクシーで先に旅行会社に向かう。チベットパーミッションや成都からラサまでの切符を持っているからだ。
 よく考えたら、成都空港から市内に入るのは約10年ぶりだ。市外から市内への道は何もかも変わっている。昔ならボロバスが土埃をあげて、T字路になっている成都南駅前で左に曲がり市内に入る。しかし今は、空港から市内まで高速道路が完成しており、市内までスイ~スイ。しかも市内のメイン通りは地下鉄建設ですか!?去年の夏にも成都は行ったが、この様変わりは驚くに値する。
 目的の京川賓館に着き、言われている旅行会社の事務所に向かう。しかし、ドアをノックしてもベルを鳴らしても事務所に人の気配はない。しかも、石井先生からもらった担当者の電話番号は思いっきり間違っているし…。慌てて石井先生に連絡を取ろうとするが、「あいやっ、香港添乗で電話通じないんだっけ…」とかなり焦る。
 ホテルのフロントに確認を取ってもらおうと思ったけど、旅行会社はあくまでもテナントで、確認方法は知らないと冷たい返事が。万事休すと思いきや、旅行会社の担当から連絡が来た!
「すみません、今日から春節休暇で、事務所お休みなんですよ~」
と頭をかきながら日本語が少し話せる謝先生が書類と切符を持ってフロントまで来てくれた。
 まあ来てくれたのでほっとした。謝先生からお金と引き換えにパーミッションや切符を受取り確認。あの~、パーミッションの年齢、1歳年上なんですが…。おそらく中国の数え年で勘違いミスなのだが、根拠のない「没問題」と屈託ない笑顔でごまかされてしまった。成都⇒ラサの切符は下段。早速H副総裁に「悪いね、ボク軟臥下段なんだw」と電話越しでスネヲイズムを発揮したい私であったww。
 
 ホテルまではバスで移動。ホテルの名前は如家快捷。成都市内には3店舗あるけど、泊った正府路の通りはちと探し当てるのに若干の時間を要した。成都市内の天気もどんよりとしていて、気温も寒く、上着1枚と下着2枚だけでは少し肌寒いと感じた。
 チェックインして荷物を置いて、市内へブラブラ練り歩く。そういや成都のメイン通りは人民路だったが、やはりここも春節前で人通りは少ない。近くに文殊院があるから行ってみる。
 文殊院は文革の際、文盲畜徒連中から破壊を免れた仏教系の寺。寺内には入っていないが、文殊院の周りはちょっとした変化が見られた。今までは普通の古い住宅街があっただけだが、数年前からの再開発で、昔の街並みを再現させたこぎれいな門前町になっていた。そして、18日0時の新年にあわせて、廟会とよばれる出店も準備、もしくは営業を開始していた。出店の内容は日本とそんなに変わらない。羊肉が並んでいるかどうかの違いだった。

 夕食はやっぱり四川だからマーボー豆腐。近くに有名な陳麻婆豆腐の店があったので入る。さすがに営業はしていたものの、お客はがらがらで、2階に通された。久しぶりに食べる激辛メニューは日本ではなかなか出会えない。大汗をかきながらなんとか平らげた。ただ辛い系の摂取はたたり、この夜はひたすら、のどの渇きに悩まされた。

 ホテルでは中央電視台による、新年を迎える番組が放送されている。こっちは、音だけ聞きながらネットのチェックだけ行っていた。2月のラサの最低気温はマイナス5度。服を買わなければいけないのか。0時を過ぎ18日になったら、周りで一斉に新年を祝う爆竹の音が聞こえてくる。しかし成都では爆竹は禁止されていたようで、18日の午前、街中を歩いても硝煙のニオイや燃えカスは残っていなかった。おそらく、テープで録音した音を、音量最大限で出しているたのだろう。ちょっと残念だ。
« 最終編集: 3月 02, 2007, 05:39:03 午後 by Borgen » IP記録

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« 返信 #2 投稿日: 3月 02, 2007, 08:11:25 午後 »

なかなか列車に乗れません…

 早朝7時。部屋の寒さに思わず起きる。やはりセーターぐらいは買おう、と心に決めた。携帯のメールにT7次に乗車したH副総裁から秦嶺山脈を越えた内容が記されていた。
残念ながらH副総裁とは成都でオフの開催はできない。こちらの出発は18:18、T7次成都着は18:37。成都郊外で思いっきりすれ違いw。アホ同士、マニアックな会話を弾ませることができないのが心残りだ。

 朝食を摂ったあと、少しして文殊院の様子と買い物に出かける。大通りには人はいないが、文殊院の門前町は人で大賑わい。色々な屋台で行列が目立った。
 ただ人も多いが、路上のゴミも多い。10年前の成都は北京と比べてゴミは目立たなかった。捨てる人というか文盲礼儀しらずの連中がいなかったんだろう。今は衣食足りても礼節知らずが多く、含畜率の高い連中ばかり生産されていて困る。周りを気にせず羊肉の串をポイ捨てする連中こそ、国家の恥じゃないのか?綺麗な外資系のビルが増えても、汚れの目立つ、最近の成都にちょっと失望した。

 午後は4時までホテルに滞在し、タクシーで成都駅まで。市内のタクシーの民度はかなり上がっており、広州や深圳のタクシーと比べても遜色ない接客レベルだ。
 成都駅は切符の買えない駅として、よく足止めを喰らった話を聞くが、やはり現実はそれを越えるようで、駅前の広場はぐちゃぐちゃ。まさか、新年をこの寒空の中で過ごしたのですか?と思えるほど人の多さ。とても1日で集まれる人数じゃない。広州駅前レベルに劣るが、この状況をひと目見ただけで、切符は買えませぇんという“現実”が頭の中をよぎる。手数料150元かかったけど、あらかじめ頼んでおいてホントよかったす。
 成都駅進口では3つの入り口があるが、なぜかラサ行きの入り口は独立していた。荷物検査終えてたらまた同じ空間になるのだが。軟席候車室が閉鎖されていそうでちょっと心配したが、一応は開いている。中にいる乗客の連中はカジュアルな冬服に多い荷物を携えていたので、同じラサ行きなんぁ~、と実感。

 17:20、入れ替えよう機関車DF5に牽引されたチベット客車25Tがデロデロと1番ホームに入ってくる。そういやチベット客車はBSPだったっけー。あの低い小窓と統一された屋根のデザインがカッコいいんだよなぁ、と1人で妄想を膨らませながらブレーキをかけ速度を落とす深緑色に黄色の帯をまとった“スペシャル”25Tを見つめていた。
………アレ?窓枠が大きいぞ………??
なんか南車っぽいんですが…。

と確証するまでもなく、そのまんま南車車両だった。BSPの他にもあったんですかそうですか。早速失意のメールをH副総裁に送る。よく考えれば、今までチベット列車の写真はかなり見ていたはずだから、気づいてもいいはずなんだけど、完全に見落としていた。
 確かにBSPも南車も会社は違えど“同じ青島四方”でしかも工場は隣同士だから、チベット車両=BSP25Tというイメージが先行していたが、南車もあったんだっけ?この内容をどのくらいの日本人が理解できるかどうか知らない、マニアックな考えだが、期待していた車両と違い、がっかりしたことは事実。ぶっちゃけ、同じ25TならBSPの方が高級感溢れていますというかZ列車に使われている25Tを乗り比べて出た結果だから今でもそうでしょうというイメージを背負い込んでいます。
 逆に考えるんだ、行き帰り違う車両で、1度で2度美味しい鉄たびだと考えるんだ。
とプラス思考になる方法しかなかった。
 17:45分にホームへのドアが開く。荷物を持ち、さっさと乗車する車両へ。目的の5号車は先頭方面の車両だ。
 荷物を先に軟臥コンパートメントに置いた後は、貴重品だけ持って、ホーム先頭で撮り鉄を実行。機関車は最近生息地域が拡大したZ列車でも使われているSS7E。この機関車、06年06月までは、北京西~鄭州~西安~蘭州までの運行だったが(ほとんどが鄭局鄭段や西局西段)、チベット鉄道の開通と、京滬線の電化により、済南?徐州~鄭州、上海~鄭州、成都~西安、成都~重慶、重慶~西安にも進出してくるようになった。環境の変化により突然変異した動物のようだ。まあ私はこの“紅い貴婦人”は嫌いじゃないのでいいんだけどw。

 軟臥は混んでいるのかな?と思いきや、ガラガラ。5、6両目が軟臥だが、6両目は人が乗っていないんじゃないの?という発車前からの静けさ。2両連結していても、1両分は途中乗車(宝鶏や蘭州)に用意しているものと思われるが。
 車両は15両編成で、YW25T×4+RW25T×2+CA25T+YZ25T×4+YW25T×4の15両編成だが、YZ25Tの車両だけ、ずらっと並ぶ長蛇の列。オフシーズンだから途中下車してもいいのか、明らかに帰省客ばかり目立つ。
 機関車撮影を終えて、元の軟臥に戻る途中、窓には春節を祝う赤い福の切り紙が!食堂車を見ると、学芸会っぽい、やはり春節を祝う装飾が施されていた。
 発車前に乗務員によるパーミッションのチェックが行われる。おなじ列車でも硬座ではチェックはなかった(その前に硬座でラサまでいったんかい!?)と聞くが、軟臥は確実に行いました。ですから、軟臥の方はパーミション取得を必ず行いましょう。さもないと薄暗いゴルムドで途中強制下車させられます。

 小雨が降り始めた夕刻、列車はそろりそろりと出発する。成都を出て、5分ぐらいしたら、青と白の25Kが猛スピードですれ違った。おそらくH副総長の乗るT7次だろう。早速H副総長から「さよ~なら~」とフザけた電話が来たww。

 さて、店内の放送で夕食の準備ができますたとアナウンスが流れる。久しぶりに食堂車に行くとするか。食堂車はガラガラだけど、一応壁には色々なメニューの写真が貼られている。これを見るだけで食欲がそそられる。
 個人的だが、成都鉄路局成都段の列車は、食事に気合が入っていると思う、というか乗車したことある列車はT7/8次とK117次、そして今回のT22次。何がいいかって、外れがない。料金もそこそこだし、従業員の作業も他の鉄路局と比べればサービスレベルの水準は高い方。T7次の食堂車を利用したH副総裁も大変ご満悦のようで、しきりに誉めていた。
 さてメニューを見せてもらう。
○京鉄路局や○鉄畜集団のように顔の皮の面ばかり厚く、文明の欠片はおろか、中身は空っぽ揃いの、全中国代表うましか食堂と違い、この管轄の列車のメニューは豊富。同じ水準を誇るハルピン鉄路局と食べ比べをしてみたいものだ。
 しかし、そこは春節の落とし穴。仕入れ先が休みでメニューの半分は作れないとすまなそうな顔で従業員に言われた。ありえねぇ!普通だったら、別ルートで手回しするのが常識でしょ!?とキレそうになったが、頭を下げられたので、怒りをこらえて別メニューに。 
 2種類のおかずとご飯を頼み、50元近く。う~む、このボッタクリシステムはどうにかならんものか。かといって、予備のカップラーメンでは力でないしなぁ~。あと2日この列車で過ごすにあたり、ありえない出費で頭を悩ませていたが、車内販売で套餐があることが判明。しかも他の成都管轄列車のように、皿の上にご飯を盛り付けて、さらにおかずを3品ぶっ掛けるこの定食?個人的には好きな部類だ。値段は20元?T7次やK117次と比べて5元高いけど、ほかに選択肢がないからいいでしょう、ということで、残る時間の食事は全てお皿の套餐で済ました。

 さて、軟臥のコンパートメントに戻る。私の部屋には他に欧米人夫婦2人、西寧に戻る母子2人。その西寧母子は上段だったが、親子ともども身長が低いせいからか、上段に上るのはかなりきつそう。相当上り下りが辛いのだろう。1晩だけでいいから換わってください(本人たちは翌日の午後西寧で下車)ときた。だったら、金惜しまないで下段買えよ、と冷たく言いそうになったが、数10年後、今度は私が別の客に同じように懇願して、断られる因果応報は嫌なので(気が小さくてすみませんww)、親切に交換した。おかげでこの母子には色々お世話になることになる。
 
 夜もふけ、そろそろ寝る。夜中、同室欧米人の男に起こされた。英語でゴチャゴチャ言われて始めは理解できなかったが、どうやら私のいびきがうるさいらしい。お前の重低音のうるさいいびきはおろか、体臭だって臭いじゃん!いつ風呂に入ったんだよ!!と怒り、再び寝たら、1時間後、パソコンで大音量で音楽を流し始めた。しかもディープパープルww。さすがに我慢できず、基地外が発狂した!とベルで服務員を呼び、基地外を黙らせた。向うは中国語ができないから、こっちはやや有利。「次ぎやったら警察呼んで起訴するからなww!」、と中国語を解せぬ基地外男に中国語で警告し(意味ないっす)、この日のバトルは終わった。
« 最終編集: 3月 02, 2007, 08:13:22 午後 by Borgen » IP記録

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« 返信 #3 投稿日: 3月 03, 2007, 03:13:01 午前 »

>済南?徐州~鄭州、上海~鄭州、成都~西安、成都~重慶、重慶~西安
春節旅行の際に乗ったウルムチ・蘭州間の特快は張液で確認した際はすでにSS7Eだったので、嘉峪関まで進出している可能
大です。

新同学の食事と飲み会に参加して仮死状態なので他の返信は後ほど・・・
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投稿: 3005


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« 返信 #4 投稿日: 3月 03, 2007, 05:00:41 午後 »

Dayuanさん、今日は。管理人です。

>春節旅行の際に乗ったウルムチ・蘭州間の特快は張液で確認した際はすでにSS7Eだったので、嘉峪関まで進出している可能大です。

@上記の文を読んで、ここまで電化していたんかい?と思いましたが、国家≪中長期鉄路計画網計画≫(050916)
http://www.gov.cn/ztzl/2005-09/16/content_64413.htm
ですと、
加快既有线扩能改造,实施京沪线、焦柳线、黔桂线、兰新线武威至嘉峪关段、沪杭线、天津~沈阳、石德线电化改造,开工建设沪汉蓉既有段、昆明~六盘水、滨洲线海拉尔至满洲里、湘桂线衡阳至柳州复线,进行大秦线、西延线扩能改造。

武威から嘉峪関までの電化計画がありました。ということは04年には既に武威までは電化されていたのか…、T52次乗車時、蘭州で日が暮れてしまったので、確認できませんでした。
約10年前は蒸気機関車で烏鞘嶺を越えていたのに、今トンネルが開通して、あっという間ですからね。古きよき時代は変わりつつあるということを、痛感しました。
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« 返信 #5 投稿日: 3月 26, 2007, 01:18:47 午後 »

3月19日 
 さて、朝起きたら列車は対向列車の待ち合わせを行っていた。丁度秦嶺山脈越えを終えたようで、あと○公里で宝鶏との表示が書かれていた。そしてこれから成都に向かう補機を付けたT7次とすれ違う。列車は再びゆっくりと動き出し、朝もやがかかっている山の中を、30キロベースで大きく右カーブしていく。どんよりとしたもやのなか、宝鶏の市街地が見えてくる。
宝鶏の歴史は古く、春秋戦国時代から三国~現代まで交通の要所として、この地をめぐる熾烈な合戦を繰り広げた場所でもあった。知らなければ、それっきりで終わってしまいそうだが、中国の駅名は昔の地名をなぞらえた名前も多いから、ちょっと小説や歴史書をかじった事がある人なら、昔の故事と対比させて思い偲ぶのもちょっとした旅行の楽しみといえよう。
そして今では、隴海線と宝成線を結ぶ主要駅のひとつとなっており、ここを通過する列車はごく1部を除き、ほとんど停車する。4月のダイヤ改正でも東の西安と宝鶏を結ぶCRH2が導入予定されるようだ。

列車は宝鶏駅にゆっくりと入っていく。この駅で方向転換が行われ、15両目が先頭車両となる。牽引機は成都発と同じく、SS7E。成都方面を往来する列車は秦嶺山脈越えのため、前面にSS3Bの重連かSS4の補機が連結される。日本では永久連結の重連電気機関車を滅多に見ることはできないが、中国ではフランス製やドイツ製や、ロシア製も含む永久連結電気機関車が主力(貨物)なので、機関車好きにはたまらない場所だ。そして、これから単線の宝成線に進もうとする4重連の電気機関車牽引の旅客列車を宝鶏のホーム越しに見ることができた。

 朝は事前に準備したカップ焼きそばを食べる。カップめんもいいのだが、何せ辛いスープを飲まなければいけないのが嫌で、お湯を捨てられるカップラーメンのほうが食べやすいと考えている。ところが、成都で買ったカップ焼きそばは康師傳とはいえ激辛。メジャーなスーパーで売っていても、そこは辛い料理のメッカである四川。辛い商品しか売らないようだ。だから、四川でカップ焼きそばを食べるときは、なかに入っているタレを全部使わず、とりあえず半分使用して味がなければ少ずつ付け足していく方がいい。
 
 午前中は、前日席を譲った母子に随分親切にしてもらった。日本でも“1宿1飯の恩”(だっけ?)の言葉があるが、中国でも似た習慣があるようだ。果物からお菓子からお茶まであれこれどうぞと次々に勧めてくる。「いや~もういいですよw」と笑って断るしかなかった。彼らは西寧下車するので、オフシーズン中はラサまで乗車しなくても軟臥は買えるようだ。本来なら成都~西寧行きの普快(ラサ行きが開通したため、ゴルムドまでは行かない。ただし車両はピカピカの緑皮車)で西寧に戻る切符が買えず、幸いラサ行きの列車でも買えると言う事で買ったらしい。「快適だけどちょっと高いのが不満ですね」と言っていたので、「買えないより買える方が良いに決まっていますよ」とフォローしておいた。西寧で降りる家族連れがこの車両では3組ほどあり、軟臥で寝ている時も通路で子供たちの歓喜の声とバタバタ走る音がよく聞こえた。

 列車は乾いた大地を西北に北上していく。宝鶏~天水~蘭州間は昔は単線だったが、最近は複線化されており、ダイヤの大幅短縮に繋がっている。しかし下りがまっすぐな新路線に対し、上りは従来からのクネクネ路線のままなので、スピードは上がらない。ただクネクネしている分、景色は抜群で、山に登って列車の全体像を撮影したいという気持ちに駆られる。数分前まで対向路線が見えなかったのに、トンネルを抜けると突然目の前に現れる光景の連続は日本の上越線の水上~越後湯沢間のループ線より面白い。

 昼の食事は食堂車で。なぜか従業員も食事中で、戻ろうとしたら大丈夫だよといわれたので席に着く。この列車は48時間運行ということもあり、1客車で2人の従業員が付いている。ちなみにZ列車は2車両を1人で管理する、12時間いないとはいえ、チベット鉄道と比較すると結構ハードな仕事だ。従業員の食事は意外と質素で、焼きそばとマントウが大皿に盛り付けられてくる。それをみんなで分けて食べる。
 彼女たちが談笑していると、ひとりの厳しそうな従業員がツカツカと食堂車に来て彼女たちにあれこれ指示して、車両に戻るよう命じていた。多分彼が列車長なのだろう。最近の列車長で特に男性は、目がトロンとしている腑抜けを見かけるが、この列車長は相当厳しそうだった。
 列車長に挨拶し、昨日の同室の基地外毛唐の状況を訴え、部屋を換えてくれるようお願いしたら、「規定で部屋の交換はできないけれど、英語は話せるから、一度話をつけておくよ」と頼もしい返事が返ってきた。これで今夜は一安心。

 お昼に蘭州に到着。ここで30分ほど停車して、機関車の交換を行う。まだ時間があるので、先頭車両にいく。SS7Eが切り離され、KD25Tを連結したDF4Dがゆっくりと推進運転でホームに入っていく。ここで交換終了。まだ時間があるから、ホームの反対側にいくと、ちょうどラサから広州へ行くT266次の機関車交換が行われていた。こちらも無事撮影し終わり、列車に乗り込む。

 列車は蘭新線と別れ、いよいよ青蔵線に入る。天気は快晴だが、景色は乾いた山々が連なる。ここで暮らすのは相当厳しそうだ。そしていよいよ西寧に到着。同室の母子はここで降りて、下段ベッドに移る。
 夕方でも太陽の位置が西方面にあるから、日はまだ沈まない。西日に照らされ緑色の車体を強調しながら、列車はゴルムドまで連続するカーブを曲がり続け、一路ラサまで突っ走っていく。
ちょうど日が暮れたときに時計を見ると夜19時半過ぎ。あと24時間でラサに到着だ。
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