晋龍

[はいらーある]

太原局に配置されている南車四方工場製の動車組。
山西省の古称である「晋」を南北に龍のように縦断することから、晋龍という愛称がつけられている。
編成は「北亜」と同じく両端が液体式ディーゼル機関を持つ動力車で中間の客車を挟み込むプッシュプル方式の2M5T編成の7両編成で、編成構成は日本風に言えばキハ-キサハネロ-キサハ-キサハ-キサハ-キサハ-キハ。設計最高速度は140km/hだが、この車両が走る南同蒲線の線形のせいで最高速度は120km/hに抑えられている。
両端の動力車両は機関部分が車体の大半を占め、座席部分の定員は33名。この車両は普段は従業員用として使用されている。
2両目に連結されるRZYW25DTは珍しい軟座、硬臥の合造車両。軟座はごく一般的な向かい合わせの固定式2人がけクロスシートだが、硬臥は車高の関係から二段ベットで四人部屋のコンパートメントになっていてベットの幅を除けば硬臥とはいえ、ほぼ軟臥と同等の設備を誇っている。

●運用区間
二編成配置され、一編成は太原、もう一編成は運城に所属。
太原-運城間を結ぶN255/256次、N257/258次管内快速に充当され、それぞれの編成が一日一往復している。

●車両データ
◆NYJ1
全長25470mm
自重76.5t
定員33名

◆硬臥、軟座合造車RZYW25DT
車体長26600mm
自重47.1t
定員　軟座36名/硬臥16名（4名1室コンパートメント×4室）

◆硬座車YZ25DT
定員　118名
自重46.2t
全長26600mm
定員　118名

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車内風景。

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