yz31
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« 投稿日: 8月 03, 2012, 12:23:18 午前 » |
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みなさんこんにちは
本日,成田を出発し,ただいま,北京に到着致しました。 あすから,下記の予定で,内モンゴル経由で西安に帰って行く予定です。西安に帰り着きましたら,旅行記を上げようと思います。
北京北→臨河 L295 臨河→包頭 包頭→銀川 2701 銀川←→汝箕溝 慢車 銀川→平涼 慢車 平涼→宝鶏 慢車 宝鶏→西安
宝鶏→西安を除き,全て非空調でつなげる予定です。もうこんなことができるものあと何年もないかもしれませんね。では,あすから,行って参ります。
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ito
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« 返信 #1 投稿日: 8月 03, 2012, 06:33:44 午前 » |
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良いご旅行を 
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yz31
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« 返信 #2 投稿日: 8月 03, 2012, 02:46:55 午後 » |
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今回,北京→臨河,包頭→銀川は親戚にネット予約してもらったのですが,さきほど切符売り場できっぷをもらったところ,北京→臨河の軟臥が「空調軟臥」でした。RW24などがくると楽しいのですが 
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はいらーある
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« 返信 #3 投稿日: 8月 04, 2012, 10:12:56 午前 » |
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新「空調軟臥」ではなく「空調軟臥」というところがミソですね。 使用客車は、たぶんRW25BかRW22だと思いますが、 RW24が来るといいですね。 (でも現存のRW24は新空調タイプに改造されているものがほとんどなので、 望みは薄いかなあ…)
銀川←→汝箕溝の慢車レポートも楽しみです。
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« 最終編集: 8月 05, 2012, 01:37:09 午前 by はいらーある »
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yz31
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« 返信 #4 投稿日: 8月 04, 2012, 11:09:38 午前 » |
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到临河了!
这回的软卧车厢是3个RW25B 安装空调。没有意思。 而且,最大问题是,全部车厢车窗有开窗限制!只能开10-15CM 一点都伸不出去头,看外面。真烦死人了。
在临河车站买了呼局的时刻表,发现了好多路用列车。
45091,2 赛汗塔拉-查干诺尔 47091,2 乌海西-吉兰泰 57041,3 包环线 57407,8 包头东-白云鄂博 57851,2 包头东-乌海西 57853,4 集宁南-哲理木
一会儿去坐57852前往包头!
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yz31
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« 返信 #5 投稿日: 8月 09, 2012, 12:12:20 午前 » |
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無事,西安に到着しました。後日,写真等をアップしたいと思います。
今回の旅行のとりあえずのまとめですが…
1 緑皮車の窓が10センチしか開かないのは苦痛でしかないとともに,ユニット窓装備車は全車窓の開け幅制限のストッパーの装着が完了している模様。今後,非空調列車の旅の姿が劇的に変わってしまう由々しき事態。 2 22型は大幅に減少。今回乗車した列車全てで,8割以上が25Bによって編成されていた。21型淘汰の時と同じく,いついつまでに22型淘汰,という方針が出されている可能性すらありそうな勢い。また,22型原型窓車に至っては,今回の旅行全体で3両しか見かけなかった。急速に淘汰が進んでいる模様 3 フフホト鉄路局管内は,以前の慢車が路用列車として多数残存 4 石汝線は非常にDEEPな路線。山中にくねくね分け入る路線で並行道路は無し。駅の廃止や施設の老朽化がすすみ,非常によい味を出している 5 銀川-宝鶏の慢車乗り通し。全国版時刻表は適当すぎ。実際には,区間内全駅に停車。停留所も数個あり。 6 切符売り場の職員は「通票」の売り方を知らない(怒)
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yz31
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« 返信 #6 投稿日: 8月 10, 2012, 07:29:53 午後 » |
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8月3日 L295次で臨河に向かいます。
北京北を1549に出発。編成は次の通り
DF4B緑+8YW25B+3RW25B+CA23リ+3YZ25B 客車15両編成 食堂車を除き,オール25B型による編成と言うことで,趣味的には面白味に欠ける編成です。臨客ですらこうですから,22型の先行きはもはや十分に怪しいと言うべきでしょう。22型の延命リニューアル工事が始まった当初,緑皮車の本数を今後10年くらいは維持し,22型も末永く使いつづけるという意味だと思いましたが,今回の淘汰具合と,リニューアル22型の古び方を見ると,ほんの数年をしのぐための応急工事にすぎなかったのだろうかと思ってしまいます。
そして,全車両,窓の開け幅を狭める工事が完了しており,10センチくらいしか開きません。車内は非常に暑いです。
停車駅は,宣化,張家口南,集寧南,フフホト,包頭,臨河ですが,運転停車がとても多くありました。北京北を出ると,清河,南口,青龍橋,康庄と運転停車を繰り返し,それぞれ,30分以上停車する有様。この辺は,臨客らしさを見せてくれました。どうせなら,客扱いもすればいいと思うのですが,そういう発想はないよう。
食堂車は,50元のセットメニューでした。ちょっと高かったですが,味と量は満足できるものでした。これが30元だったら買いだな。
翌日起床すると,客はほとんど包頭までに下車していたようで,臨河まで行く客は,当初の4分の1くらいしか残っていませんでした。
臨河にはほぼ定刻に到着。この列車は,そのまま,臨時列車のフフホト行きとして発車します。臨河の町は,おそろしく遅れた田舎でした。もともと,臨河に来たのは,この列車が包頭につくのが4時と早すぎるので,時間を調整するために来たにすぎず,また,この日の夜に,包頭から銀川まで夜行で移動する予定なので,まずは包頭に引き返すこととします。
1枚目 青龍橋手前を登るL295の編成。 2枚目 食堂車の食事 3枚目 康庄駅には,不要の車底が2編成留置。そのなかに,25G? 25?型の廃車体が1両。紅皮車の廃車体を見るのははじめてのことで,時代の流れを感じます。エアコンが抜かれています。このほか,窓の割れたような酷く荒廃した22型が多数留置。10年後は,こういう光景は見たくても見られなくなるでしょう。
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« 最終編集: 8月 10, 2012, 07:33:49 午後 by yz31 »
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yz31
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« 返信 #7 投稿日: 8月 10, 2012, 07:51:23 午後 » |
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包頭まで戻ることにします。この間は,図定で1往復(フホホト-銀川),臨時で1往復(臨河-フホホト)の非空調列車がはしっているので,当初は,これらで戻ろうかと考えていました。ところが,前に乗車した臨客の中の,呼局の管内時刻表の隅に,路用列車が多数掲載されており,そのなかに,烏海西-包頭東という列車があるのを発見し,この列車で包頭まで戻ることにしました。切符売り場にいくと,路用列車は実名制をとらないという公告が掲出されており,そのとおり,身分書類を呈示することなくきっぷを入手。きっぷは,普通に,パソコン発券で,57852と書かれています。路用列車でも,機械発券が可能なようです。しばらく時間が空いたので,街中で飯を食べて,ネカフェで時間をつぶして,駅に来ます。
路用列車57852次は臨河駅1106発。1030ごろに駅に着きます。やはり,短距離客は,そんなに気が立っておらず,待合室は非常に平穏です。この駅,面白かったのが,検票前と,列車入線時に,革命歌謡を大音量で流すのです。趣味的にはまりました。臨河駅からは200人ほど乗車。路用列車の利用率はなかなか高いです。
列車は,10分遅れで臨河に到着。編成は下記の通りです
DF4B橙+YW25B(軟座兼用)+9YZ(7・25B+2・22リ)
窓は全て制限がかかっています。
各駅に停車していきます。包頭西駅と包頭駅の間に,鉄道職員用と思われる,乗降所がありました。乗車率は高く,特に,包頭の手前の3駅くらいで,いっきに1000人くらい乗車し,車内は満員に。行商客に重宝されているようです。包頭駅には1時間遅れで到着しました。
1枚目 臨河駅の案内標識 2枚目 臨河駅に到着した路用列車 3枚目 草原を快走する列車 4枚目 車内のようす
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« 最終編集: 8月 10, 2012, 07:53:24 午後 by yz31 »
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ito
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« 返信 #8 投稿日: 8月 10, 2012, 08:08:03 午後 » |
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お疲れ様です。 見た所、車内の扇風機は全部動作してるみたいですネー >窓は全て制限がかかっています。 人民の進入防止のため 
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yz31
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« 返信 #9 投稿日: 8月 10, 2012, 08:11:13 午後 » |
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ところで,先日述べましたが,フホホト局の時刻表を入手しましたところ,多数の路用列車が掲載されており,しかも,実際に運行されていることが確認できましたので,ここに改めてご紹介します。ほんとうに,80年代,90年代の時刻表に載っていた濃い慢車がほとんどそろっており,感慨深いものがあります。あとは,石拐線があれば完ぺきなのですが(笑)
赛汗塔拉-查干诺尔 45091次 0910→1126 45092次 1600←1338 停車駅5,停留所2
乌海西-吉兰太 47091次 2010→2337 47092次 1600←1338 停車駅4,停留所3 (13.5公里,59公里,106公里と濃いぃ名前の停留所ばかりです)
包头东-二道沙河-包头东 57041次 0702→0920→0938 57042次 1758←1551←1535 停車駅11,停留所5
包头东-白云鄂博 57407次 1625→2126 57408次 1233←0735 停車駅22,停留所4
包头东-乌海西 57851次 0950→1706 57852次 1504←0745 停車駅20,停留所3
集宁南-哲里木 57853次 0928→翌0607 57854次 翌0830←1203 停車駅無数(全駅停車),停留所無し
5枚目 包頭西駅と包頭駅の間にあった乗降所
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yz31
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« 返信 #10 投稿日: 8月 10, 2012, 09:50:57 午後 » |
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包頭周辺が特に路用列車天国だということが判明した以上,次の列車までに,路用列車の乗りつぶしを計画します。ほんとうは,臨河からの列車が定刻で運転してくれれば,包頭東で環状線左回りに乗り換え,包頭北で白雲愕博行きに乗り換えるという,なんとも巧妙な路用3列車乗り継ぎをしたのですが,臨河から包頭の到着が1時間遅れになってしまったので,環状線に乗り換えることが出来ず,包頭からそのまま白雲行きに乗り換えることにしました。
路用57407次は包頭を1654に発車。編成は下記の通り
DF4B橙+YW25B+8YZ25B オール25B型です。編成美は非常にいいのですが,やはり,22型の時代は遠くなっていることを意識させられます。22型で,窓間リブと裾のそろった編成もなかなか美しかったんですが,もはやそれを拝むことはほとんどできないでしょう。
数百人乗車。乗客は,一般客が多く,鉄道職員はほとんど見当たりません。周囲の乗客のきっぷを見ると,白雲まで行く人が多いようです。事実上,普快レベルの都市間連絡列車として機能しているよう。それにしても,この列車,息が長いです。80年代の時刻表から掲載されているのですが,驚くのは,運転時間帯がそれ以来ずっと変わっていないのです。朝白雲を出て昼包頭につき,夕方包頭を出て夜中に白雲に着くという運行形態はずっと維持されています。
数分遅れで発車。包頭西をすぎると,包白線に入ります。スピードは少し落ち,80キロくらいになり,草原をカーブしながら進みます。このへんになると,もう,一面の草原と田舎で,市街地ではなくなります。包頭北駅に近づくと,周囲は工場が建ち並ぶ地域になってきます。市街地や集落は全くなく,ただ,鉄道と駅と工場だけという風景は,非常に落ち着かないものを感じさせます。途中,環状線の57403次を遠目に見てすれ違います。25B主体の8両程度の編成です。もともと,包頭北で降りる予定だったのですが,周囲の様子に恐れをなして(広大な工場敷地内で迷子になりそう),次の昆都仑召で降りることとします。工場地帯を抜けると,また,草原と集落の間を緩やかにカーブしながら進んでゆきます。18時過ぎ,昆都仑召駅に到着しました。ここは,包白線と環状線の分岐駅でもあります。分岐は駅の北側にあるようでした。この駅が又濃いぃ駅でして,古びた駅舎と,鉱工業地帯の中国国鉄駅にありがちな煤けたホームに,駅員が接車しているという光景を拝むことが出来ました。乗客も結構乗ってきます。
この駅で降りたところ,住民に聞くと,バス便がないそうで,困りました。包頭市内までは10キロくらいの道のりがあります。ここで,理髪店の店主が,「10元で送ってやるよ」と白タクを申し出てくれたので,ありがたく乗車して,包頭市内に帰り着きました。
1枚目 包頭駅に入線。水牌 2枚目 5割くらいの乗車率の車内 3枚目 包頭西駅構内に留置されていたC61貨車 現行のC貨車に比べて短いことがわかります 4枚目 包頭北駅の周辺は,こういう大規模な工場が何個もあるという光景で,圧迫感すら感じました。あまり2回目に近づきたい場所ではありません
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« 最終編集: 8月 10, 2012, 10:36:17 午後 by yz31 »
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yz31
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« 返信 #11 投稿日: 8月 10, 2012, 10:40:20 午後 » |
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5枚目 昆都仑召駅到着。側線5本程度,周りは草原と小集落で,駅が小高いところにあるので,開放感のある駅です。昔の時刻表に,包頭環状線のいかにもDEEPな列車の停車駅として名前を目にしていたので,この駅に降り立てたのは感慨深いものがあります。
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はいらーある
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« 返信 #12 投稿日: 8月 11, 2012, 11:52:17 午後 » |
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なかなか手に入らない辺境ローカル線のレポート、興味深く拝見しております。 22系が、かなりの勢いで淘汰されているとのこと。 数年前まではリニューアル工事も盛んに行われていて、まだまだ当分残るかと思っていたのですが、 認識が甘かったようで。北京地下鉄の旧型車も、リニューアル工事をしたと思ったら、 数編成で工事は打ち切られ、リニューアル編成ごと新型車に淘汰されてしまったということがありますので 車両使用方針がコロコロ変わるのは伝統なのでしょうか。 でも餐車についてはCA25Bの両数はかなり少ないので、CA23が22系の中では 意外にも遅くまで残る可能性はあります。 21型淘汰の時と同じく,いついつまでに22型淘汰,という方針が出されている可能性すらありそうな勢い。
21型の時に、このような通達が出ていたとは知りませんでした。 私が国鉄線上で21型を最後に見かけたのは95年あたりの(襄樊)でした。 実際はいつまで走っていたのでしょうね。
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Borgen
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« 返信 #13 投稿日: 8月 13, 2012, 09:14:40 午前 » |
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結構長距離列車は乗り尽くしたので、この旅行記は非常に参考になります。
次回から時間ができればB級列車の旅も楽しみたいです。 広東ですと、臨客で広州東〜成都が混成緑皮車でした(今調べたらもうありませんでした)。
あと、1204次の深圳西〜信陽もまだ非空調車です。深圳西と言うカオスな場所と河南省の地方都市を行き交いますので完全に出稼ぎ列車ですけど。 K9060次の深圳西〜懐化も非空調車です。大半は25Bでしょうが。
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yz31
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« 返信 #14 投稿日: 8月 15, 2012, 09:45:50 午後 » |
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2701次(フホホト→銀川) 包頭→銀川
包頭駅2223発車の列車です。 入線15分ほど前に改札が始まり,ホームへ。数分遅れて入線。編成は,22型リニューアル車を3両ほど混ぜた,25B主体の編成。25Bの硬臥に乗車します。開放型の原型車両です。転落防止は手すりでした。YW25Bの寝台の転落防止装置は,ベルトと手すりと両方存在するように見受けられますが,いかがでしょう。2230ごろに発車,すぐ消灯したので,そのまま就寝しました。包頭といい,銀川といい,ひじょうに涼しく,非空調車の開いた窓から入る風は非常に気持ちのよいものでした。
翌朝,5時40分くらいに乗務員に起こされます。石嘴山と銀川の間を走行中ですが,このへんは,幹線とはいえ,複線化されておらず(複線化工事が始まっていました),また,防護網もはられていないので,一昔前の中国の幹線を思い起こさせる,開放感ある線路風景を楽しめました。
銀川には定刻601から遅れて645に到着しました。銀川駅は,非常に新しい駅で,かつ,設計がわりあい合理的に見受けられ,好感が持てました。銀川駅北側の機務段?には,24型を改造した救援車が留置されており,時代の流れを感じさせます。25B型等リブ無し世代を種車とする救援車は,このかた見たことがありませんが,いつごろ出現しはじめるのでしょうか。
1枚目 包頭駅に入線した2701列車 2枚目 硬臥車内 3枚目 銀川駅の駅舎内 4枚目 銀川駅北側に留置されている24型改造と思われる救援車
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« 最終編集: 8月 15, 2012, 09:47:42 午後 by yz31 »
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